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12月のエントリー開始を前に直前セミナー開催

就職は挑戦だ!みなさんの健闘を祈る、と福宮学長

昨年、大幅なスケジュール変更がされた就職活動。今年度は昨年の流れが踏襲され、12月から就職情報サイトがオープンし、エントリーおよび資料請求が開始されることを受け、直前となる11月29日の昼休み、「12月からの就活スタートに向けて!!就職活動直前!セミナー」が駿河台キャンパスのリバティホールで開催された。映像配信された生田キャンパスも合わせ、席数を上回る3年生、約700人が参加した。教室に入れなかった学生も多かった。

これは「昨年の就職活動の経験を、ぜひ伝えたい」と、4年生(内定学生)有志と就職キャリア支援事務室で『就職活動直前セミナー実行委員会』を結成し、企画・開催したもの。

定刻の12時20分、立ち見が出るなかセミナーは開始された。清水翔太さん(政経4)、大方佑佳さん(文4)、嶋村創さん(情コミ4)が司会など進行を担当した。

冒頭、大学関係者からのあいさつとして、竹本田持就職キャリア支援センター長、福宮賢一学長が登壇し、それぞれ「就職活動はお見合いのようなもので、相手(企業)が選ぶもの。挫折感を持たず、笑顔で、熱意と情熱を持って望め」「企業の採用担当者は“皆さんの潜在的な可能性を見ている”と言うが、断られた時は、相手の目が節穴だったくらいに思い、腰を引かずに、自信を持って次に挑戦だ」「この経験(道)は、皆が通るもので、決して一人ではない。困った時は、先生や事務室に遠慮なく相談をして欲しい」などと激励した。

続けて、就職キャリア支援部の福田敏行部長が12月1日を迎えるにあたっての心構えとして、「研究室、ゼミ、サークル。大学ですり込まれたもの。詰め込まれたもの。自分自身を相手に伝えるのが就職活動。親や友達の力も借りて、しっかりとした自己分析が必須だ」「企業の本当の姿を知るためには、足・耳・目など5感を使ってOB・OG訪問を」「日本にある企業450万社の内、大企業といわれるのはたったの0.3%。99.7%は中小企業。狭いところだけで活動せず、広い視野を持て。困ったときは、校歌1番の歌詞を胸に刻んで“前へ” 進め」などと、熱いアドバイスを送った。

4年生たちからは、「まず何から始めればよいのか?という漠然とした不安な気持ちだと思う。同様に悩んだ私たちから」と、約30人以上に及ぶ4年生からのビデオメッセージを放映した上で、「就職活動のやり方に正解はありません。自分らしい就活を見つけることが大切です。何でもいいので、まず何か一歩を踏み出してください」とエールを贈った。

最後は応援団のリードで校歌を斉唱し、決意を新たにした。