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企業と大学との就職懇談会

日髙理事長(写真)、福宮学長の前には名刺交換を待つ長い列ができた 若者へ期待する気持ちは同じ 活発に意見が交換された

就職キャリア支援部は10月24日、日髙憲三理事長、福宮賢一学長はじめ大学役員・役職者、各学部・大学院の就職担当教員、100人以上が出席して、明大生の採用実績が一定以上ある企業、約360社の採用担当者と情報交換を行う「企業と大学との就職懇談会」を駿河台キャンパスアカデミーコモンで開催した。

この懇談会は、明治大学側から教育内容や就職支援の現状について、企業側からは採用状況や採用意欲などの情報を交換することで連携を深め、就職と採用、双方の活動に役立てようと毎年大学が開催しているもの。

懇談会は2部構成で行われ、第1部では、日髙憲三理事長からのあいさつに続き、文学部の諸富祥彦教授が「若者の傷つきやすさとその伸ばし方」と題して講演。若者の恋愛観のデータを示しつつ「ここ10年来の男子の気質が変化している。新入社員や若手社員に接する場合にも、価値観の違いを踏まえて接することが必要だ」と語り、会場の共感を呼んだ。さらに「最近の若者はスマートフォンなどを普段から使いこなしており、コミュニケーションは、40~50歳くらいの世代よりもきめ細やかだ」と長所も上げた。

第2部の懇談会では、法人役員、学部長等の役職者の紹介に続き、福 宮賢一学長があいさつに立ち、明大生の採用への謝辞に続け「どんな困難にも『前へ』の精神で、明るく元気のある明大生は、これからの時代に戦力になる」と語り、あらためて明大生の力強さをアピールした。

会場では大学側出席者と採用担当者による活発な情報交換が行われ、参加者からは「このような取り組みを全学的におこなっている大学は少ない。教員と情報交換ができる貴重な機会になった」などの声が聞かれた。