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ベトナム国家大学ホーチミン市人文社会科学大学が来訪

和やかな雰囲気のなか懇談は行われた(前列左から)福宮学長、セン学長

ベトナム国家大学ホーチミン市人文社会科大学のヴォ・ヴァン・セン学長らが11月21日来訪し、駿河台キャンパス大学会館で、福宮賢一学長、勝悦子副学長(国際交流担当)、関山健国際連携機構特任准教授と、本学が文部科学省の補助金事業として採択された「大学の世界展開力強化事業(ASEAN諸国等との大学間交流形成支援)」への参加協力などについて意見を交換した。

ベトナム国家大学は1955年創立で学生数は約2万9000人。南ベトナムで最も大きな高等教育・研究の大学群であり、ホーチミン市人文社会科学大学は同大学群の中心校。当初は単独の文科大学として開設されたが、1996年に当時のホーチミン総合大学が国家大学に編成される際に傘下大学の1校となった。国際提携にも力を入れており、世界各国の教育機関と幅広い協力関係を構築している。

本学とは、すでに本年3月に京都で開催された日越学長会議を経て、5月に協定が締結されている。

懇談では、協定締結と文科省の採択事業への参加協力について相互に謝辞が述べられた後、セン学長から、同大に日本語を学ぶ学生が約500人いることや、留学生受け入れの短期プログラムの実績について説明がされた。

これを受け、今後の明大生のための短期プログラム開発に向けて、責任者レベルで情報を交換していくことや、明治大学への留学生の受け入れなど、短期での学生交流を中心に、様々な取り組みで協力していくことを相互に確認した。