第89回東京箱根間往復大学駅伝競走が冬晴れに恵まれた1月2・3日の両日、東京大手町と箱根の芦ノ湖を往復する10区間217.9kmのコースで行われ、体育会競走部は往路と復路の10区間を11時間25分14秒の総合7位で走破した。総合優勝は日本体育大学(11時間13分26秒)だった。
往路の1月2日、明大競走部は、東京大手町から箱根芦ノ湖の5区間108.0kmのコースに臨み、5時間44分37秒の総合4位でゴールした。
翌3日の復路は、芦ノ湖から大手町までの5区間109.9kmで、64年振りの総合優勝の夢が膨らんだ局面もあったが、終盤9区で、襷のリレーさえも危ぶまれる場面(脱水症状)もあり、5時間40分37秒の復路13位のタイムでのゴールだった。
これにより明大は、5年連続で次大会のシード権を獲得するとともに、2013年度も学生三大駅伝大会(出雲、伊勢、箱根)への出場を決めた。
往路の1月2日、明大競走部は、東京大手町から箱根芦ノ湖の5区間108.0kmのコースに臨み、5時間44分37秒の総合4位でゴールした。
翌3日の復路は、芦ノ湖から大手町までの5区間109.9kmで、64年振りの総合優勝の夢が膨らんだ局面もあったが、終盤9区で、襷のリレーさえも危ぶまれる場面(脱水症状)もあり、5時間40分37秒の復路13位のタイムでのゴールだった。
これにより明大は、5年連続で次大会のシード権を獲得するとともに、2013年度も学生三大駅伝大会(出雲、伊勢、箱根)への出場を決めた。
懇親会
「攻めた結果」。悔いなく前を向く西駅伝監督と選手たち 験を担ぎ、競走部の松本穰部長(商学部教授)がダルマに目を入れた
競走部と紫交会(競走部OB会)は3日、駿河台キャンパスのアカデミーコモン2階ビクトリーフロアで懇親会を開催し、日髙憲三理事長、福宮賢一学長ならびに大学役員・役職者らが列席した。
東京ドームで箱根駅伝の閉会式を終えたのち、西弘美駅伝監督ならびに選手たちも会の途中から合流。あいさつに登壇した西監督は、明大関係者らをはじめとする熱い声援に謝意を表した上で、今回のレースを「私の(監督車からの)指示で、攻めた結果としての失速。審判への給水申請も認められず、一時は棄権も考えたが、良く襷をつないでくれた」と振り返り、あれだけのアクシデントがありながも、襷を繋ぎ、総合7位でゴールした選手たちを讃えた。また、「今年度に卒業するのは3区を走った主将の菊池と、5区で山登りをした大江の2人だけ」と述べ、「来年度こそ65年振りの総合優勝を目指す」と語り、早くも来季を見据えていた。
なお、今回の各選手の記録は下記のとおりだった。
東京ドームで箱根駅伝の閉会式を終えたのち、西弘美駅伝監督ならびに選手たちも会の途中から合流。あいさつに登壇した西監督は、明大関係者らをはじめとする熱い声援に謝意を表した上で、今回のレースを「私の(監督車からの)指示で、攻めた結果としての失速。審判への給水申請も認められず、一時は棄権も考えたが、良く襷をつないでくれた」と振り返り、あれだけのアクシデントがありながも、襷を繋ぎ、総合7位でゴールした選手たちを讃えた。また、「今年度に卒業するのは3区を走った主将の菊池と、5区で山登りをした大江の2人だけ」と述べ、「来年度こそ65年振りの総合優勝を目指す」と語り、早くも来季を見据えていた。
なお、今回の各選手の記録は下記のとおりだった。
1区
21.4km 大手町→鶴見
文元 慧(ふみもと・けい、政経2)
23.2km 鶴見→戸塚
大六野 秀畝(だいろくの・しゅうほ、政経2)
21.5km 戸塚→平塚
菊地 賢人(きくち・まさと、理工4)
18.5km 平塚→小田原
八木沢 元樹(やぎさわ・げんき、商2)
23.4km 小田原→箱根
大江 啓貴(おおえ・ひろき、政経4)
20.8km 箱根→小田原
廣瀨 大貴(ひろせ・だいき、経営3)
21.3km 小田原→平塚
有村 優樹(ありむら・ゆうき、商2)
21.5km 平塚→戸塚
横手 健(よこて・けん、政経1)
23.2km 戸塚→鶴見
松井 智靖(まつい・ともやす、経営2)
23.1km 鶴見→大手町
北 魁道(きた・かいどう、商3)
文元 慧(ふみもと・けい、政経2)
- 区間記録 2位:1時間03分46秒
- 総合記録 2位:1時間03分46秒
2区
大六野 秀畝(だいろくの・しゅうほ、政経2)
- 区間記録 12位:1時間11分43秒
- 総合記録 6位:2時間15分29秒
3区
菊地 賢人(きくち・まさと、理工4)
- 区間記録 5位:1時間06分27秒
- 総合記録 6位:3時間21分56秒
4区
八木沢 元樹(やぎさわ・げんき、商2)
- 区間記録 7位: 58分21秒
- 総合記録 4位:4時間20分17秒
5区
大江 啓貴(おおえ・ひろき、政経4)
- 区間記録 7位:1時間24分20秒
- 総合記録 4位:5時間44分37秒
6区
廣瀨 大貴(ひろせ・だいき、経営3)
- 区間記録 2位: 58分19秒
- 総合記録 3位:6時間42分56秒
7区
有村 優樹(ありむら・ゆうき、商2)
- 区間記録 3位:1時間05分01秒
- 総合記録 3位:7時間47分57秒
8区
横手 健(よこて・けん、政経1)
- 区間記録 9位:1時間07分38秒
- 総合記録 3位:8時間55分35秒
9区
松井 智靖(まつい・ともやす、経営2)
- 区間記録 18位:1時間15分29秒
- 総合記録 6位:10時間11分04秒
10区
北 魁道(きた・かいどう、商3)
- 区間記録 17位:1時間14分10秒
- 総合記録 7位:11時間25分14秒
応援御礼 沿道から、お茶の間から、そしてネットから
本紙前号(1月号)では、箱根駅伝特集としてページinポスター(紙面を広げると約A1版ポスターになるもので、選手、コース概要、応援スポットなどを紹介するもの)を作成。ポスター内の「西弘美駅伝監督と菊地賢人主将(理工4)の画像」にスマートフォンをかざすと、メッセージ動画および本学応援サイトへリンクする認証コードが埋め込まれた新たな試みには、1月2・3日の2日間で、全国から約260件のアクセスがあった。
また、昨年12月20日に開設した明大ホームページ内の『箱根駅伝応援サイト』へは、3週間で昨年比1.7倍となる約19万アクセスがあった(昨年は約11万1500アクセス)。なお、同サイト内でTwitterを活用し、応援メッセージを掲出するコーナー(開催期間中、在学生やOB、一般からの応援や激励メッセージを掲載)には、昨年比1.3倍となる約900件の応援メッセージが書き込まれた。
さらに、同サイト内に明大競走部の逸木賢郎駅伝主務(商4)が、選手と伴走する監督車から区間毎に選手情報を発信した新たな試みも大好評を博した。
沿道から、お茶の間から、そしてネットから、明治大学の「紫紺の襷」を応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
また、昨年12月20日に開設した明大ホームページ内の『箱根駅伝応援サイト』へは、3週間で昨年比1.7倍となる約19万アクセスがあった(昨年は約11万1500アクセス)。なお、同サイト内でTwitterを活用し、応援メッセージを掲出するコーナー(開催期間中、在学生やOB、一般からの応援や激励メッセージを掲載)には、昨年比1.3倍となる約900件の応援メッセージが書き込まれた。
さらに、同サイト内に明大競走部の逸木賢郎駅伝主務(商4)が、選手と伴走する監督車から区間毎に選手情報を発信した新たな試みも大好評を博した。
沿道から、お茶の間から、そしてネットから、明治大学の「紫紺の襷」を応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。