菅こども文化センター・リサイクル工作教室
このボランティア活動は、家庭にある洗濯バサミやペットボトルキャップや廃品などを使って、おもちゃを作り、遊びのルールを創造するもので、地域の子供たちが集まりミニカー作りや釣りなどをして楽しむもの。
参加した子供らの保護者は「ゴミにしてしまうもので遊べる工夫が子供の成長に良い」と感想を述べていた。
福島県飯館村の仮設住宅で布ワラジ作り「までいプロジェクト」
これは農学部の登尾浩助教授、市田知子教授、服部講師が昨年から、大学の助成を受けて取り組む、原子力災害による避難からの早期帰還を目指した研究プロジェクトの一環で、農村地の伝統を知り、被災地の人々との協働から復興の在り方を考えるもの。
今回は、古い着物を使ってワラジによみがえらせる「ワラジ作り」が行われた。参加した学生は、ワラジを編むのは初めてで、飯館村の方々が作る丈夫で履き心地がよいワラジに、「経験で培われてきた技術をもっと知りたい」と充実した交流が行われた。
※までいとは、真手(まて)という古語が語源で両手を意味しており、手間暇惜しまず丁寧に心をこめてつつましく、という意味で東北地方で使われる方言