制作者・船井美佐(現代美術作家)
8階のミーティングブースから始まるこの作品(鳥の群れ)は、タワーの中で交差し、数を増やしながら17階までつながっています。最上階の17階に集まった鳥たちは世界の大地の上を混じりあい、大きな窓の外の空へと飛び立っていきます。世界の国々が交流し希望の空へ羽ばたいて行く姿が表現されています。
船井氏は1996年に京都精華大学美術学部造形学科を卒業。2001年に筑波大学大学院修士課程芸術研究科を修了。2002年に第13回関口芸術基金絵画大賞(柏市文化フォーラム104/千葉)大賞を受賞。主なパブリックアートは、東海中央病院のエントランスホールアートワーク「View」(岐阜県各務原市)、ロイヤルパークホテルThe京都の全客室アートワーク「Paradise/Boundary」(京都市三条)、富士重工記念病院付属看護学校のエントランスアートワーク「Pleiades」(群馬県太田市)などです。