ELMとは、医療(Medicine)、法(Law)、倫理(Ethics)を組み合わせた略称。国内初の医事法学・生命倫理学を専門に取り扱う専門総合資料館の創立を目的とする。現在、国内には医事法学・生命倫理学に関する研究所等の専門機関は存在せず、知的資源であるアーカイブスの提供という側面から学術的リーダーシップを担う基幹施設となる。2014年に仮開館、2015年度に本稼働を目指している。
同館の資料等は,唄孝一(ばい・こういち)東京都立大学名誉教授からの寄贈書籍約7000冊、公文書等の資料7万1000点、音声記録・映像記録を基盤とし、この他にも医事法に関する国内外資料を収集して一層充実したものにしていく予定である。