Go Forward

自転車部 西沢(農3)が総合優勝!明大史上初となる快挙を達成

シリーズ戦ポイントリーダーの目印=黄色いジャージを着けて周回を重ねる西沢 総合力で明大史上初となるチャンピオンジャージを獲得

体育会自転車部の西沢倭義(にしざわ・いより、農3)は2月17日、「全日本学生ロードレース・カップ・シリーズ2012」のシリーズ最終戦となる「第7回明治神宮外苑大学クリテリウム」に出場して2位でゴールした。これにより22ポイントを加算し、年間で計316ポイントを獲得してシリーズ総合優勝(年間チャンピオン)に輝いた。2位の選手には94ポイントの大差をつけて、明大史上初となるシリーズ制覇の偉業を見事に成し遂げた。

チャンピオンジャージに身を包んだ西沢は表彰台で「昨年、一昨年と(総合優勝のタイトルを)獲れなかったので、今年は獲れてうれしい。寒い中の応援、ありがとうございました」と爽やかな笑顔を見せた。学内では“イケメン”としても注目されている西沢。自転車部の次期キャプテンを務めることが決定しており、今後も脚力を活かした力強い走りで明大を牽引していく。

ツール・ド・フランスなどで馴染み深い自転車ロードレースだが、一人で勝つことはできない競技でもある。レースを終えて西沢は、一緒にやってきた末永周平(政経3)、金井誠人(法2)や部員たちに、「一人の力では成し遂げられなかった。明大にチャンピオンジャージを持って帰れるのはすごくうれしい」と謙虚に感謝の気持ちを表した。そして、「インカレに向けて弾みがついた」と語り、早くもさらなる高みを見すえていた。

クリテリウムとは

市街地など公道を使った短いコースを周回して順位を競う自転車レースで、神宮外苑で行われる同大会(大学対抗)は1周1.5kmのコースを20周する。街中を走る迫力や選手との距離の近さから欧米でも人気が高い。