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博士学位授与式 50氏(課程41、論文9)が博士学位を取得

「人類の幸福に貢献を」と福宮学長 力強い言葉で答辞した会田さん

式典後、家族らと喜びを分かち合う

2012年度明治大学大学院博士学位授与式が3月27日、駿河台キャンパス・アカデミーコモン2階「ビクトリーフロア暁の鐘」にて挙行され、50氏(課程博士41、論文博士9)が晴れて博士号を取得した。

式典には福宮賢一学長、日髙憲三理事長や小笠原英司大学院長、大学院教務主任、各研究科長ら関係者が列席。指導教授や家族らも見守る中、小笠原大学院長から一人ひとりに学位記が手渡された。

式辞で小笠原大学院長は「栄誉やステータスとしての『博士』という虚像ではなく、実像としての『博士学位』に立脚しなければならない」と博士としての心構えを説いた上で、「より一層の研鑽と研究の発展に努めてほしい」と激励。

続いて祝辞に立った福宮学長は「人類の幸福に、直接的・間接的に貢献することが研究者の使命。こつこつと、息の長い研究を続けていってほしい」と期待を込めた。

学位取得者を代表して答辞を述べた会田大輔さんは「若手研究者を取り巻く環境は年々厳しさを増しているが、そもそも研究の道に終わりはない。本日の感激と明治大学の校風である反骨精神を胸に、研究に取り組んでいきたい。また、後輩や学生の指導などを通じて明大に恩返しがしたい」と今後の決意を語った。

今回、博士学位が授与された者の氏名、学位、論文名は次のとおり(敬称略、年齢は取得時)。