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2012年度 スポーツ表彰 明大の名を高めた功績を称え86人・12団体を表彰

2012年度のスポーツ表彰式が3月25日、駿河台キャンパスのアカデミーコモン2階ビクトリーフロア暁の鐘で執り行われた。明大体育会長である福宮賢一学長、日髙憲三理事長をはじめ役員・役職者、体育会各部長・監督が列席し、受賞団体・個人の栄誉が称えられた。この表彰は、国内外の大会で優勝するなどスポーツ活動に顕著な活躍をした体育会の団体・個人を表彰するもの。

式典の冒頭、あいさつに立った福宮学長(体育会長)は、「自分を信じて努力し、結果を残すことは素晴らしい」と選手たちを称えるとともに、監督・コーチらの尽力に謝意を表した。さらに、「スポーツの神髄は、お互いを高め合うこと。これからも明大の同士としての絆を深め、本学発展の一翼を担って欲しい」とさらなる活躍に期待を込めた。

表彰状授与は、明大の名を高めた功績を称え、86人・12団体それぞれに福宮学長から表彰状が手渡された。

続いて祝辞を、体育会部長会の松本穰会長(商学部教授)、体育会監督会の井澤千秋理事長(サッカー部総監督)が述べた。

松本会長は、箱根駅伝のテレビ中継で観ていた一般の方からの声として、「明大の選手が襷をリレーし、力を使い果たして両脇を抱えられながら退場していくにもかかわらず、コースに深々と頭を下げる姿に感動した。これからも頑張ってください」というメールが大学に届いたことを紹介し、「地道に努力すること。地道に生きていくことが、人々に感動を与える」と結んだ。

井澤理事長は、「選手一人ひとりの活躍は、大学の支援、父母の支え、指導者、先輩・後輩の力添えであり、感謝の気持ちを忘れてはいけない」とした上で、「皆さんはスポーツで人々に感動を与えることができる。努力して立派な選手になって欲しい」と激励した。

表彰者を代表して謝辞を述べた射撃部の柴田洋佑さん(農4)は、関係者へのお礼の言葉に続け、「競技を通じて多くの人に夢と感動を与えたい。卒業後もオリンピックを目指して精進していく」と決意を述べた。

スポーツ表彰者との懇親会を開催

福宮学長を前にオリンピックへの決意(謝辞)を述べた柴田さん(射撃部) 応援団のリードにより、肩を組んでの校歌斉唱とエール

休憩を挟んだ後、スポーツ表彰者との懇親会が開催された。

開会にあたりあいさつに立った三木一郎学務担当常勤理事(理工学部教授)は、「たゆまぬ努力で、一歩でも、二歩でも『前へ』進んで欲しい。おめでとう」と選手たちを称えるとともに今後の活躍を祈念した。

続いて、日髙理事長が「使命感を持って、世のため、人のため、スポーツの明るさで、光り輝くことを祈る」と祝辞を述べた。

来賓を代表して、向殿政男校友会長と、丹澤正彦連合父母会長が、「文武両道が皆の感動を呼ぶ。校友52万人も皆さんの活躍に注目している」(向殿会長)、「皆さんを応援することで明治を好きになるし、元気をもらっている」(丹澤会長)と祝辞を述べた。

あいさつに続き、駿台体育会の小林正三郎会長の発声による乾杯の後、懇親を深めた。
  • 優秀賞
    体育会に所属し、オリンピックや世界選手権などで入賞または全国規模の大会で優勝などの成績を挙げた団体・個人
  • 敢闘賞
    体育会に所属し、関東規模以上の競技大会で優勝などの成績を挙げた団体・個人