Go Forward

明治大学地域産学連携研究センター 神奈川県産業技術センターと協定締結

協定書に調印する崔センター長(右)と大塚所長

本学生田キャンパスにある地域産学連携研究センターは、神奈川県産業技術センターと3月7日、県内中小企業の技術支援に関する連携協定を締結した。両センターは今後、双方の技術資源を有効活用した企業支援を行い、新技術・新事業の創出など、地域産業への貢献に寄与していく。

この日、地域産学連携研究センターで行われた調印式には、明大からは理工学部教授の崔博坤センター長ら関係者9人、神奈川県からは、産業技術センターの大塚康男所長ら4人が出席した。

協定書の署名・交換に続き、崔センター長が「本センターの名称のとおり、地域連携、産学連携の幅広い分野で協力ができる。この協定を、神奈川県をはじめ、社会への貢献につなげていきたい」とあいさつすると、大塚所長は「この協定がイノベーション(技術革新)の先駆けとなることを期待している。神奈川県と明大はこれまでも各分野で連携しており、そのつながりをさらに強固にしたい」と抱負を述べた。

調印式の終了後、双方の関係者は地域産学連携研究センターを見学。この日の午後には、明治大学と神奈川県の連名で、県内の各記者クラブに協定締結の記者発表を行った。

両者は今後、双方の実務者をメンバーとする運営会議を設置。ものづくり企業を対象にしたスピーディーな試作開発の支援や、エレクトロニクス企業が薄膜などを微細加工する際の支援などに取り組む。