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黒川農場「川崎市都市景観形成協力者表彰」受賞

前列左が阿部市長、右が玉置農場長

黒川農場はこのたび、「平成24年度(第19回)川崎市都市景観形成協力者表彰」を受賞した。これは、川崎市の都市景観の形成に積極的に協力した者の功労に対し、感謝の意と他の模範として広く功績をたたえることを目的に川崎市が1995年から実施しているもので、生田キャンパスの第二校舎A館とD館が表彰された昨年に続き、2年連続の受賞となった。

授賞式は3月14日に川崎市役所本庁舎2階で行われ、農場長の玉置雅彦農学部教授と永代達三財務部長が列席した。今回の受賞対象となった黒川農場は、環境に配慮した施設計画を行い、農場の建築物らしく暖かみのある色彩になっていること、木材を多用し、周辺環境に調和する開放的空間がつくられ、周辺の里山景観に合う屋根形状や建物形状となっていること、詳細な設備にダークブラウンを採用するなど、随所に緑豊かな周辺環境に調和するように配慮していることが評価された。

川崎市の阿部孝夫市長は、同じく表彰された3件も合わせて「どの建物も環境配慮のレベルが高い」と称えるとともに、表彰理由を「建物だけではなく中身がこれからの川崎の核となるもの」と述べ、今後の明治大学の川崎市への貢献に期待を込めた。