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東京駅八重洲地下街で「東北復興フェア」開催

福島県白河地方の伝統工芸品「豆だるま」の絵付体験コーナーも。何度でも起き上がる「だるま」に、被災地復興の願いが込められた 学生自らが現地に足を運び、肌で感じた岩手県、宮城県、福島県の特産品が並んだ めいじろうも復興フェアをお手伝い

東京駅八重洲地下街で3月6日~12日、明大生と福島県内の大学生が共同で「東北復興フェア」(明治大学震災復興支援センター後援)を開催し、被災地の特産品の販売、観光PRなどを行った。これは東北の商品を販売することにより、復興をサポートしていくことを目的に行われており、昨年に続いて2度目の開催。

明治大学被災地復興イベント実行委員会の浅野公嗣さん(商4)は「福島県の郡山市出身なので、今回のイベントには特に思い入れがある」といい、「原発事故による風評被害もあるが、ここでは家族連れや主婦の方、サラリーマンの方など多くの方が足を止めてくださり、東北の魅力をアピールできている」と手ごたえを語った。浅野さんは同じ実行委員の石橋幸大さん(商4)と共に、実際に岩手の被災地に足を運んで現地調査を行い、特産品の製造過程を視察して仕入れを行った。

商品を購入した男性会社員は「自分も明治大学の卒業生。母校の学生が、震災から2年経った今も被災地に関心を寄せ、復興支援活動をしていることを誇りに思う」と笑顔。自身も東北出身という主婦は「有名な特産品からローカルなお菓子までバリエーションが豊かで、厳選されているのが素晴らしい。商品を購入することが故郷の復興の力になれば」と、東北の特産品を手にとっていた。