日本の企業は430万社超を数えるが、その中で大企業はたったの0.3%、99.7%が中堅・中小企業に位置づけられている。大手の採用活動が春先に一段落する、というのは就活の定説ではあるが、実際のところ企業は、結構な人数を通年で補充する。「もう枠はない」などと勝手に決めつけず、就職キャリア支援センターに足を運んで情報を得て欲しい。
多くの学生が大手企業を目指す。もちろん、大手企業へのチャレンジは素晴らしいことであるし続けてもらいたいが、同時に大手以外の企業も注視してもらいたい。日本経済は中小企業で支えられているし、オンリーワンや、ナンバーワン企業も数多く存在する。この時期は視野を広げることが大切だと心得てもらいたい。
また、2次募集をする企業・夏休み以降に採用する企業・秋採用を行う企業の情報、本学キャンパス内で実施する選考会・企業セミナー・個別企業の単独セミナー等の情報、さらに登録している就職情報サイトや本学ホームページから得られる求人情報にも注目してほしい。
就職キャリア支援センターには、多くの企業が明大生を探しにやって来る。この中には大手企業も含まれている。「留年したい」などと言っている暇はない。