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台湾・環球科技大学の創立者(本学出身)や学長、理事長らが来訪

日台の架け橋に—。双方の発展を〝祈念〟して〝記念〟撮影

昨年12月に明治大学と大学間協力協定を締結した環球科技大学(台湾)の創立者や理事長、学長ら一行が4月8日、駿河台キャンパスに来訪。リバティタワー23階の貴賓室にて福宮賢一学長ら明大関係者と懇談し、全学的な学術交流や友好を深めていくことを確認し合った。

環球科技大学からは、本学の大学院で経済学博士号を取得した創立者の許文志氏をはじめ、許淑敏理事長、許舒翔学長ら12人。明大からは福宮学長をはじめ、勝悦子副学長(国際交流担当)、飯田和人教務担当常勤理事、百瀬恵夫名誉教授、政治経済学部の伊藤正昭教授の5人が一行を出迎えた。

冒頭、福宮学長が来訪への謝意を述べた上で、「これまでの学術協力が協定に発展し、非常に嬉しい。これを機に、さらに全学的な協力関係が深い絆で結ばれることを期待したい」と歓迎した。許学長は「本学は建学以来、国際人材の育成を目標に掲げ、中長期的にアジア太平洋地域との交流を目指している。近い将来、貴学の皆さまをご招待したい」とあいさつした。

続いて勝副学長と許理事長が、双方の大学の学生数や特徴などを相手方に紹介。その後、福宮学長と許学長が学術交流意向確認書に調印し、今後のさらなる交流発展を誓ってがっちりと握手を交わした。

続いての懇談では、環球科技大学一行のひとり、魏延年校務顧問と百瀬名誉教授が明大大学院で同期だったことや、百瀬名誉教授と伊藤教授が、創立者の許氏の恩師だったエピソードなどが紹介され、昔話に花を咲かせた。

最後に、今後の友好の証しとして記念品を交換して、盛会のうちに散会となった。

環球科技大学

1992年設立の環球科技学院を前身とし、2000年に大学に昇格。経営学、商学、会計学、生命工学といった分野のほか、環境資源管理、プロダクトデザイン、パブリックリレーションといったユニークな教育も実施している。国際化の面では東南アジア諸国と深い交流があり、タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナムからの留学生約300人が在籍している(2012年現在)。