Go Forward

International Programs 世界で学ぶ

本学では、単に外国語を話せるだけでなく、相手の国やそこに住む人々への理解、さらにグローバルな視野に立った、真の国際人となるための以下のような、さまざまな留学プログラムを展開している。

あわせて、留学にかかわる奨学金についても充実をはかっており、協定校・認定校留学をする学生に対し、選考の上、返還義務のない給付型の明治大学学生外国留学奨励助成金を給付している。また、短期海外研修のうちのいくつかは、国際連携設置科目として単位認定され、奨学金が給付される。

  • 協定校留学
    明治大学と協定を結んでいる海外の大学等に交換留学として留学する制度。留学期間は半年から1年間
  • 認定校留学
    世界中の大学から自ら留学先を選定して留学する制度。留学期間は半年から1年間
  • 短期海外語学研修
    夏期および春期休業中の約1カ月間、英語を中心とした諸外国語を中心に学習するプログラム
  • 学部独自の海外研修&留学
    学部の特色を生かした海外研修プログラムを独自に実施
以下に、この春『短期海外研修』に参加した学生からの報告書(一部抜粋)で、その一端を紹介する。

ホストファミリーと(本人右)

理工学部3年 橋本 莉奈さん
カリフォルニア大学デービス校英語サイエンスコース
(2013年2月7日~3月10日・32日間)

3回目の語学研修ということで日常会話は慣れていましたが、初めての科学系の英語と、専門性の高さに苦労しました。時には英語を話すことが嫌にもなりましたがホストファミリーの温かい言葉に励まされ、改めてたくさんの人たちに支えられていると感じました。授業の質はとても高く、様々なことを学ぶことができ、より一層専門分野における英語を学びたいと思いました。自身の専門分野の英語での学習は非常に大変ですが、とても勉強になります。グローバル化の中で英語はコミュニケーション上必要不可欠です。短期間では進歩しにくいスピーキング力を伸ばすため、可能ならば長期留学をしたいと考えています。

国立公園にて

農学部3年 日沖 俊介さん
アデレード大学(2013年2月16日~3月24日・37日間)

ホストファミリーや友人との会話を通してリスニング力が上達しました。ただ会話のために英語を使うのではなく、人の考え方や他国について学ぶことができ、世界を知るツールとして役立てることができました。今回の留学ではコロンビア、台湾、メキシコ、中国と様々な国の友人ができましたが、交流の中で彼らの学習意欲の高さを感じ、私もそのような厳しい環境に身を置いて学びたいと思いました。今回留学したアデレード大学へ今後入学したいと思うようになり、入学のためにはTOEFLiBTスコアが必要なので、それに向けより一層努力をしていきたいと考えています。

教室にて仲間と先生と(本人は2列目左から2人目)

情報コミュニケーション学部3年 清田 晃大さん
アテネオ・デ・マニラ大学(2013年2月8日~3月9日・30日間)

授業での積極的な発言、英語での日記付けなど継続して行うことで大きな成果が生まれ、特にリスニング力は1か月間で格段の進歩を遂げたと感じています。現地の学生の勉強に対する意欲に感化され私自身の学習意欲も大きく向上しました。授業だけでなく週末のツアーなどを通じてフィリピンという国について触れ、国際理解を深めていきたいと感じるきっかけとなりました。海外留学の面白さ、得られるものの多さを実感し、“海外の学生に負けたくない”という気持ちから今後は長期の留学にも挑戦したいと思います。長期の留学では、今回はできなかったクラブ活動やボランティア活動にも参加し、自分自身をさらに成長させたいと考えています。

お世話になったインストラクターと(本人左)

政治経済学部2年 渡部 みのりさん
ワシントン大学(2013年2月18日~3月31日・42日間)

語学の授業には積極的に参加し、先生や意欲の高い仲間たちとの会話や議論を通じて自分の英語力に自信を持って外国人とコミュニケーションを取ることができるようになりました。様々なコミュニティに参加し、多くの現地の方と接することでアメリカに対する理解も深まり、アメリカの文化がより一層好きになりました。将来の海外赴任という夢に向けて帰国後も毎日欠かさずに英語に触れるようにしています。大学在学中に少なくとももう一度海外留学を考えています。身をもって海外の文化や価値観を経験し有意義な日々を過ごすことができると思っています。