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学長から新入生へ大辞林を贈呈

開館1周年を迎えた和泉図書館をバックに、左から渡辺教務主任、スザンネ一般教育主任、荏原さん、松村さん、福宮学長、横井商学部長、中村さん、田口さん

福宮賢一学長は5月22日、本年度の入学式で新入生代表を務めた、法学部1年の荏原尭之さんと松村和樹さん、商学部1年の中村裕弥さんと田口諒さんの4人を和泉キャンパスに訪ね、大役を務めたことに感謝して、学長が自ら「斗南一人」(となんいちにん:天下の第一人者の意味)と記した「大辞林」(国語辞典)を記念品として贈呈した。

昼休みを利用して行われた贈呈式には、法学部教務主任の渡辺響子教授、同一般教育主任のスザンネ・シェアマン教授、商学部長の横井勝彦教授ら関係者が同席した。

贈呈後の懇談で、学生たちは1カ月あまりの学園生活について、「大学は“人”や“情報”が多い」「高校までと違って、誰からも指図されない。自己責任の意識とビジョンを持つことが必要」「早くゼミナールに入り、専門的な勉強に取り組みたい」などの意見が出された。

教員たちは経験に照らしながら「分からないことがあれば、私たち教員や事務室にいつでも相談を」(スザンネ教授)、「ゼミの活動内容をよく知るために、ホームページを参照することも有効」(横井教授)、「今は蓄積をしながら、やりたいこと(学びたいこと)を考える重要な時だ」(福宮学長)などと助言した。

学生たちは、夢膨らむ大学生活について、「所属する法学会での法律相談をしっかり対応できるようになりたい」「サッカー、ギターなどのサークル活動を充実させたい」「在学中に公認会計士合格を目指す」などと述べ、福宮学長から送られた「斗南一人」の言葉を胸に、決意を新たにしていた。