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アテネオ・デ・マニラ大学の学生が明大で日本語短期研修

フィリピンから作ってきたという「日本語の名前入りTシャツ」を着て、修了証書を手にしたアテネオ大生

日本語教育センターの日本語短期研修プログラム(担当:国際連携 黒崎典子特任講師)は、独立行政法人学生支援機構(JASSO)の2013年度留学生短期交流支援制度に採択され、5月7日~24日の日程で、協定校アテネオ・デ・マニラ大学より大学生6人を受け入れて日本語と日本文化を体験できる日本語短期研修プログラムを行った。

プログラムは、日本語の授業で口頭表現能力の向上を目指し、着物着付け・風呂敷包み・茶道などを体験しながら日本文化の理解を深めるもの。

同研修は、明治大学の学生サポーター4人もバックアップ。生活アドバイスや通訳・日本語での会話練習などアテネ大生の支援をした。

最終日にはアテネ大生による成果発表会がグローバルフロント3階4031教室で開催され、「日本語とフィリピン語の女性ことば」「日本の家族とフィリピンの家族の習慣」「秋葉原と池袋のアニメとゲーム」などをテーマに、日本とフィリピンの文化を比較したり、日本の習慣で驚いたことなど、写真を使いながら一人ずつ日本語で発表し、短期間ながらも日本語の上達を確認した。

成果発表会に続いて、グローバルフロント17階で修了式が行われ、江藤英樹日本語教育センター長が「語学は毎日実践することが上達の秘訣。戻ってからも日本語の勉強を頑張って、夏季・冬季プログラムや専門分野で日本へ戻ってきほしい、明大の扉はいつでも開いている」と締めくくり、参加者全員へ修了証を手渡した。