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被災地とこころをつなぐ 東日本大震災の風化を防ぐフォーラム

東日本大震災発生から2年。被災地では多くの困難を抱えながら、復興に向けた歩みが始まったばかりです。生活が安定するまでには、これからも長い道のりを要することが予想されます。一方、被災地から離れた地域では、関心が薄れつつあるのではないでしょうか——。

「風化を防ぐこと」をテーマに掲げ、福島県相馬郡新地町への支援を続けているYWCAと明治大学が、合同でフォーラムを開催します。

地震と津波で大きな被害を受け、放射能の不安もある、けれどあまり報道等では取り上げられていない福島県沿岸の町「新地町」。被災地の現状とそこで暮らす人々の「今」と「これから」、求められている支援のあり方を探ります。

また、「環境未来都市」としても選定されている新地町が復興してゆく姿を一つのモデルとして紹介し、東日本大震災から2年が経過した被災地の変化についても、多くの人に知ってもらう機会になればと考えています。
日時
 6月15日(土)13時30分開始(13時開場)

場所
駿河台キャンパスリバティタワー1階リバティホール

プログラム
13:30~ 開会あいさつ 鳥居高・明治大学商学部教授
13:35~ 講演 鴇田芳文・新地町復興推進課長
14:20~ 被災地の声
  ・仮設住宅の訪問相談から見える「いま」
  ・女性たちの活動ネットワーク
  ・子どもたちの声
15:20~ フロアとのディスカッション
15:50  閉会

連動企画 私たちの復興支援 学生だからできること

和泉ボランティアセンターを活動拠点とするボランティア団体「きずなInternational」に所属する学生グループは、2011年5月から留学生を含む15カ国・延べ181人の15回にわたる被災地での支援活動を踏まえ、『私たちの復興支援 —学生だからできること』と銘打ち、大学生が東北にいく「キッカケ」を作ることをコンセプトに、パネルディスカッションと写真展を開催します。申し込みは不要で、参加無料。
日時
6月11日(火)18:00~19:30

場所
駿河台キャンパスリバティタワー1階リバティホール


トークテーマ
 ・被災地支援における学生の役割
 ・ボランティアを「したい」と「する」の間にあるモノ
 ・学生ができる震災の風化防止活動(明大生ならこんなこと!!)
 ・写真を使ったディスカッション

パネリスト

 佐々木信秋・一般社団法人SAVETAKATA代表理事
 佐藤柊平・地域支縁団体ARCH代表(農4)
 日高雅人・学生団体きずなInternational代表(国日4)
 小役丸順也・学生団体みちのくcaravanメンバー、慶應義塾大4年

明治大学復興支援写真展



日 時
6月10日(月)~15日(土)10:00~18:30
初日は12:00から、最終日は17:00まで
 
場 所
駿河台キャンパスリバティタワー1階エントランス

展示写真
①明大生ボランティア撮影による展示写真
支援活動に参加した明大生が撮影した、被災地の風景やボランティア活動、被災者の生活など
②フォトジャーナリスト撮影による展示写真
渋谷敦志さん、佐藤慧さん、安田菜津紀さんらフォトジャーナリストによる写真

左から泉本亮太さん(文1)と副代表の谷口さん(商3)企画の成功を祈念して和泉ボランティアセンター前で

あの日から2年。東北復興のためには、東北の人だけではなく、日本中の力が、そして私たち学生の若い力が必要です。今回の講演会と写真展は、被災地での活動を通じて、私たち自身の目で、耳で、心で感じたことを一人でも多くの人に伝えたいと思い企画しました。あの日、生まれた赤ちゃんはもう立ち上り歩き出しています。私たちのこの企画が、明大生たちが東北に向けて踏み出す「キッカケ」となって欲しいと願っています。

谷口優太・きずなInternational副代表(商3)
お問い合わせ先

公益財団法人東京YWCA被災者支援プロジェクト

公益財団法人東京YWCA被災者支援プロジェクト
TEL:03-3293-5421
[主 催]東日本大震災の風化を防ぐプログラム実行委員会
[共 催]公益財団法人東京YWCA/明治大学震災復興支援センター
[協 力]公益財団法人日本YWCA