Go Forward

夏の節電 ご協力お願いします

環境保全推進委員会委員長(財務担当常勤理事) 武田 宣夫

政府は4月26日、今夏の節電として、7月1日〜9月30日の平日(8月13日〜15日を除く)9時〜20時において沖縄を除く全国で節電を要請することを決定しました。具体的な数値目標は設定されていないものの、現在定着している節電の取り組みが、国民生活、経済活動等への影響を極力回避した無理のない形で確実に行われるよう要請されており、東京電力管内での2013年度夏季の定着節電は、2010年度最大電力比−10.5%の数値になることを見込んだものになっています。

この要請を受け明治大学では、理事会の下に設置されている環境保全推進委員会で対応を検討し、社会的責任と、環境保全の観点から、この期間中は、昨年に引き続き、教育・研究活動に支障のない範囲で、節電に取り組むことを決定しました。

具体的には、電力量が大きい空調設備の節電を主に、照明設備の使用割合削減と消灯、エレベーターの運転台数削減、パソコンやOA機器の操作工夫による節電等を実施します。また、消費電力の見える化にも取り組みます。

「教育・研究という大学本来の使命」と「節電という社会的責任」の両立を果たすため、学生・教職員の皆さんには、クールビズ、階段の昇降、こまめな消灯など、一人ひとりができる節電の取り組みにご協力をお願いいたします。

明治大学では、2011年の東日本大震災発生を機に省エネ対策部会などを中心に、積極的な節電に取り組んでいます。2011年度から夏の空調設定温度の引き上げ、省エネ照明器具への更新などを実施した結果、2012年度の駿河台キャンパスでは、電力使用量が2010年度比88.3%と、大きな削減を達成しました。



本学は7月1日から9月30日まで節電対策を実施します。空調設備の節電対策を重点に、照明やその他の設備について対策を講じます。

  • 空調設備
    • (1)室内温度管理値を原則27℃とし、ピークカットを図る
    • (2)個別空調の温度設定を27℃とするよう呼びかける
    • (3)空調用冷凍機の稼働時間を調整し、ピークシフトを図る
    • (4)熱源機械室等の機器(冷水蓄熱ポンプ、冷却塔等)を停止する
  • 照明設備
    • (1)共用部の照明を通常時より削減、もしくは間引きを実施
    • (2)建物外壁サイン照明の消灯を実施(LEDに更新済みを除く)
    • (3)執務に影響しない範囲で、各事務室の照明を間引きする
    • (4)昼休みの室内照明消灯
  • その他の設備
    • (1)共用部給湯器、便座ウォーマ等を停止
    • (2)エレベーター・エスカレーターの運転台数削減、上下階移動時の階段利用の呼びかけ
    • (3)パソコンの省エネモード設定および未使用時の電源オフの徹底
    • (4)事務室等のプリンタ、コピー機を共有。使用しない機器は電源オフ
    • (5)自動販売機の節電対応(照明の消灯、ピーク時の冷却装置の停止)