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中野キャンパス開校記念 企業と大学との交流会を開催

日髙理事長(写真)、福宮学長の前には名刺交換を待つ長い列ができた

就職キャリア支援部は中野キャンパスで6月21日、明大生の採用実績が一定以上ある企業、約80社の採用担当者約200人との交流会を開催した。本学からは、日髙憲三理事長、福宮賢一学長、中野キャンパスの学部・研究科から、国際日本学部の白戸伸一学部長、総合数理学部の砂田利一学部長、大学院先端数理科学研究科の小川知之研究科長、同役職者・就職担当教員ら60人以上が出席し、 中野キャンパスでの教育研究内容や就職支援の現状、企業側の採用状況や採用意欲などについて企業関係者と情報交換した。

この交流会は、中野キャンパスの開校を記念して催されたもので、大学と企業の連携を深め、双方の活動に役立たせようと企画された。

交流会は2部構成で行われ、第1部は低層棟ホールにて、福宮学長および両学部長からのあいさつに続き、国際日本学部から前学部長の蟹瀬誠一教授が、総合数理学部から教務主任の二宮広和教授が、それぞれの学部での教育や人材育成について講演を行った。蟹瀬教授は「国際日本学部卒業生は、英語ができるだけではない。日本の立ち位置をしっかりと把握した上で、論理的思考による直観的な判断ができる」とアピール。二宮教授は「総合数理学部は、数理と情報についての先端知識と技術で、現代社会の諸問題に対処して国際的に活躍できる人材を育成する」と述べた。

第2部の懇談会は高層棟のクロスフィールドラウンジで行われ、大学側出席者が紹介された後、日髙理事長があいさつ。参加者への謝辞に続けて「明大の“個”を強くする教育は、挑戦する心、情熱、リーダーシップ、人のために汗をかくというものでもある。明大生は、企業と社会の役に立つ人材なので、積極的な採用をお願いしたい」と語り、明大生の力強さをトップセールスした。

会場では大学側出席者と採用担当者による活発な情報交換が行われ、参加者からは「中野キャンパスはもちろん、ここで展開される国際化と先端研究に伴う教育理念に触れることができた。また、先生方と情報交換する貴重な機会になった」との感想が述べられるなど、国際化、先端研究、社会連携の拠点として、この2013年春に開校した中野キャンパスへの期待が高められた。