Go Forward

戦没学徒忠霊殿慰霊祭を開催

忠霊殿前であいさつする日髙理事長

明治大学戦没学徒の御霊を慰め鎮める忠霊殿慰霊祭が7月10日、新潟県護国神社で執り行われ、日髙憲三理事長らが参列した。

「忠霊殿」は、学徒出陣などで戦死した戦没者を祀る霊廟。戦時中まで駿河台キャンパス旧図書館内にあったが、新潟県出身校友の尽力により、1950年に新潟県護国神社に移された。2006年、同神社の厚意により、本殿脇に「明治大学戦没学徒忠霊殿」として新たに建立され、以後毎年、理事長ら大学関係者が同地を訪れ、校友会新潟県支部とともに慰霊している。

慰霊祭では、日髙理事長のほか、校友会新潟県支部の田代和孝支部長、新潟県父母会の髙橋克己会長らが参加。出席者全員が玉串を捧げた後、校歌を奉納した。あいさつに立った日髙理事長は、学業半ばで戦没した御霊に思いを馳せて言葉を詰まらせ、「皆さまに恥じぬ大学を作り上げるためにも、大学改革に真摯に取り組んでいく」と決意を新たにした。

なお、来年の慰霊祭は、全国校友大会が新潟で開催されるのに併せ、9月7日にも執り行う予定。