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中国・北京大、清華大とバスケ交流

応援の合間にも交流する部員たち 試合中は超真剣。絶対負けないぞ!

中国最高学府の双璧である北京大学と清華大学のバスケットボール部員ら約30人が7月3日、駿河台キャンパスを訪れ、体育会バスケットボール部男女約25人と交流試合を行った。

清華大は男子、北京大は女子のバスケットボール部員が来訪した。

交流試合に先立ち、同キャンパス紫紺館で開かれた交流会では、冒頭、本学の国際教育センター副センター長でバスケットボール部副部長の菊地端夫経営学部准教授が歓迎のあいさつに立ち、「本日の交流が大学間の交流だけでなく、日中両国の交流促進につながることを期待している」と話し、明大の歴史とバスケットボール部の戦績について説明した。続いて中国側の団長を務める張孝萍中国日本友好協会政治交流部副部長が「スポーツ交流はこれまでに無い新たな交流の形。言語は違うが、バスケットボールの技術やスポーツ精神は共通のもの。この交流を通じて、学生たちが両国の架け橋になるよう願っている」と激励した。

続いて、リバティタワー地下のアリーナに会場を移して行われたバスケットボール交流では、男女ともに日中の混合チーム2組を結成して対戦。互いに英語で声を掛け合ったり、合図をしたりしながら、チーム一丸となって戦っていた。最後に行われた明大側と中国側に分かれての対戦では、男子は22対18で明大が、女子は27対17で北京大が勝利した。

北京大学女子バスケットボール部1年生の戴玉瑩さんは「明大バスケットボール部は高い技術力と精神力に加え、とても協調性があった。マナーや礼儀などの面でも学ぶ点は多く、とても楽しかった」と笑顔を見せた。

明大男子バスケットボール部主将の森山翔太さん(経営4)は「中国のチームと試合をするのは初めて。中国の選手は体が強く、背が高い。自分の見せ方や主張の仕方もすごく上手で勉強になった」と話していた。

今回の訪日団は、日本政府がアジア太洋州諸国との間で青少年交流を促進するために実施している「JENESYS2.0」の一環として招へいされた。7月2~9日にかけて東京・京都・滋賀・奈良を訪問し、大学生とのスポーツ交流やホームステイ、企業視察などを通じて、日本への理解を深める。