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日米大学野球 善波監督率いる日本が2大会ぶりV

試合後、笑顔で記念撮影に応じる日本代表選手たち

日米の大学野球代表が覇を競う「日米大学野球選手権大会」が7月6~11日、明治神宮野球場など4球場で開催され、本学体育会硬式野球部の善波達也監督率いる日本代表チームが通算3勝2敗で、2大会ぶり17度目の優勝を決めた。最高殊勲選手(MVP)には、第3戦と最終戦で2勝した関谷亮太投手(政経4)が輝いた。

今回の大学日本代表には、明大から関谷、岡大海(政経4)、山﨑福也(政経3)、坂本誠志郎(文2)の4選手が選抜された。

6日に松山・坊っちゃんスタジアム(愛媛)で行われた初戦は米に敗れたものの、第2戦では山﨑が8回途中まで無失点の好投、岡が決勝三塁打を放つなど、明大コンビが投打に活躍して快勝。11日に明治神宮野球場で行われた最終戦でも、山﨑と関谷の明大投手陣の継投でピンチをしのぐなど、明大選手の活躍が光った大会となった。

最終戦、安定した投球で5回2被安打1失点に抑えた関谷選手は、試合後のヒーローインタビューで、「ピンチの場面でもフラットな気持ちでマウンドに立てた。米国の高さやパワーに気を付けて投球し、捕手のリードで、良い結果を出せた」と仲間を称えた。MVPについては「獲れると思っていなかったので嬉しい」と笑顔を見せた。

善波監督は今大会を振り返り、「国際試合の経験がない中、選手たちは一戦一戦、試合を追うごとに成長した」と誇らしげに話していた。