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明治大学は9月19日、駿河台キャンパス・リバティホールで「2013年度九月卒業式」を執り行った。式典には、福宮賢一学長、日髙憲三理事長、向殿政男校友会長、各学部長ら大学役職者が出席。学部・大学院合わせて222人の新たな門出を祝した。

式典ではまず、福宮学長が、卒業生代表の猪俣将之さん(理工学部)と、小西敏功さん(大学院理工学研究科)へ学位記を授与。続いて、卒業生への告辞を述べ、「本学において、学び、経験したことは明日からの皆さんの人生にしっかりと寄り添い、それぞれの『個』の根幹として皆さんを支える」と激励。「人は一人ではない。しなやかでたくましい『個』に共感する友人たちとともに、困難な時代を生き抜いてほしい。本学の卒業生であることの誇りを胸に、力強く明日への一歩を踏み出してほしい」と卒業後の活躍に期待を込めた。

続いて、あいさつに立った日髙理事長は、「世に生を得るは、事を為すにあり」との言葉を贈り、「人は誰しもが何かを成し遂げるため、この世に生を受けた。学生生活で培った不屈の精神、強い個性、情熱、挑戦する心を武器に、卒業後も自己研鑽を怠ることなく、前へ、前へと歩んでほしい」とエールを送った。

来賓として祝辞を述べた向殿会長は、「今日から皆さんは校友会の一員」と卒業生らの仲間入りを喜び、「明治大学は皆さんの実社会での活躍も見守っている。校友の皆さんも手をとり合って、母校明治大学の発展を見守ってほしい」と呼びかけた。

式典の締めくくりには、参列者全員で明治大学校歌を3番まで熱唱。雲一つない秋晴れのもと、母校を巣立つ卒業生たちの前途を祝した。