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「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~」を開催

大学生たちの手ほどきを受けながら実験に挑戦

科学研究費助成事業の成果を小中高生に体験してもらう「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」が8月、和泉・生田キャンパスや黒川農場などで開かれた。

「ひらめき☆ときめきサイエンス」は、日本学術振興会が、各大学や研究機関で小学5年生~高校生を対象に毎年、実施している。明治大学では今年度、(1)「食品醸造微生物の不思議~麹菌と乳酸菌~」(農学部・中島春紫教授)、(2)「“マイクロバブル”を用いた最新の培養液殺菌と土壌中の微生物の簡易診断」(農学部・玉置雅彦教授)、(3)「作って学ぶ考古学の世界~縄文時代貝製腕輪の実験考古学~」(文学部・阿部芳郎教授)、(4)「親子で考えよう、生き物の冷凍保存」(商学部・浅賀宏昭教授)、(5)「日本語を通して世界とICTでつながろう!」(国際日本学部・岸磨貴子特任講師)の5プログラムを実施。研究者がプロデュースする実験や講義に、7日間で計104人の小中高生が参加し、最先端の研究成果に触れながら、科学の面白さを学んだ。

農学部・中島春紫教授が「推進賞」を受賞

賞状を手にする中島教授(右)と土屋教授

「食品醸造微生物の不思議」をテーマにした農学部の中島春紫教授が2013年度の「ひらめき☆ときめきサイエンス推進賞」を受賞した。

この賞は、継続的かつ熱心に同事業に取り組み、子供たちの科学する心を育み、知的好奇心の向上に大きく貢献した者に与えられる。

9月11日、生田キャンパスで表彰状授与式が行われ、土屋一雄研究企画推進本部長(理工学部教授)より中島教授へ表彰状が手渡された。中島教授は、「参加者に楽しんでもらうこと、そして自分たちも楽しむことをモットーにプログラムを実施してきた。これからも科学の世界の楽しさを伝えていきたい」と話した。