Go Forward

明大生らが企画 高齢者・小学生との交流茶会

世代を超えてケーキのデコレーションに夢中

明治大学の有志の学生たちと杉並区地域包括支援センターケア24が企画した、高齢者の方々を対象にしたボランティアイベント「大学生&子どもと一緒に楽しむお茶会」が9月18日、和泉キャンパス近くの施設で開催され、明大生、高齢者、小学生、地域のボランティア、地域包括支援センターの職員など約80人が楽しいひと時をすごした。

高齢者との交流を目的としたお茶会に、明大生がボランティアとして参加するのは今年が3回目だが、今回は和泉児童館でボランティア活動を行っている伊藤倫仁さん(商2)ら明大生が企画段階から関わり、和泉児童館の協力を得て、同館に通う小学生たちが初めてお茶会に参加することになった。

明大生の司会で午後2時過ぎから始まったお茶会は、高齢者と明大生との談笑やゲームで、まずウォーミングアップ。休憩をはさんで、子どもたちが到着すると、自己紹介をかねた記憶ゲームで会場は笑いに包まれた。そして、いよいよメインイベントのケーキデコレーションタイム。高齢者も子どもたちも夢中になって生クリームやフルーツでケーキを飾り付け、世代を超えた参加者が一緒に楽しめるイベントになった。

企画段階からサポートを行ってきた地域包括支援センターの担当者は「今回は初めてのことが多く予想がつかないことも多かったが、学生たちが熱心に企画してくれたので、これまで以上に楽しいものになった」と学生たちの活躍に感心した様子。ボランティアに参加した武貞陶子さん(政経2)は「部活のオフシーズンを利用して、ずっとやってみたかったボランティアができた。高齢者や子どもたちから感謝され、逆に多くのことを与えてもらった」と話した。大学、地域包括支援センター、地元のボランティアなど多くの支援者に支えられたイベントは、年数回開催されており、今後も引き続き明大生が関わる予定だ。
お問い合わせ先

和泉ボランティアセンター

場 所:和泉キャンパス
第一校舎地下1階
電 話:03-5300-1470
メール:mvcizumi@kisc.meiji.ac.jp