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大学生観光まちづくりコンテスト2013 歌代ゼミ(経営)がダブル最優秀賞 市川ゼミ(政経)が審査員特別賞

外国人旅行者に市場調査を行うteam.HIGASHI 大阪の「B級グルメ」に着目したteam.NISHI

9月18~19日に開催された「大学生観光まちづくりコンテスト2013」本選で、経営学部の歌代豊ゼミの学生グループが、西日本ステージと東日本ステージの双方で最優秀賞(観光庁長官賞)を受賞し、同コンテストにて初の二冠を獲得した。また、政治経済学部の市川宏雄ゼミも東日本ステージで審査員特別賞(山梨県知事賞)を受賞した。

このコンテストは、JTBコーポレートセールスと三菱総合研究所が運営するもので、東日本・西日本の2ステージで大学生が観光によるまちづくりプランを競い合う。今年は全国から185チーム、1010人がエントリーした。

「大阪の観光振興」が課題の西日本ステージで最優秀賞を受賞した歌代ゼミteam.NISHIは、世界に広がる日本の食文化、B級グルメブームを背景に、食の大阪をブランディングし、海外からの誘客を狙った「大阪FoodPedia構想」を提案。ARやSNSなどITを駆使した情報提供をし、食を目的とした滞在、宿泊増につなげるプランを発表した。

「富士河口湖地域の観光振興」が課題の東日本ステージでは、同じく最優秀賞を受賞した歌代ゼミteam.HIGASHIが、世界の人々が日本文化を学び合うキャンパスの町をつくる「Mt.Fujiサテライトキャンパス構想」を提案。富士山を訪れた外国人観光客の日本文化への興味と、異文化交流を希望する日本人の大学生のニーズをマッチングさせて、外国人旅行者の延泊や、団体旅行増を狙ったプランを練り上げた。

審査員特別賞を獲得した市川ゼミは「Aqua Venus in Fuji Lakes ~森羅万象・四季燦散~」をテーマに、訪日外国人の中でも高い波及効果の見込めるアメリカ人観光客に着目。富士河口湖に伝わる水の女神(Aqua Venus)の恩恵にちなみ、(1)美を求める女性(2)富を求める男性(3)子孫繁栄を願う夫婦に焦点をあてたプランや、交通網の拡大や街全体のWikipediatown化などを提案した。