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明高中 鵜澤総明初代校長の墓碑参拝

墓前で静かに手を合わせる金子校長

明治大学付属明治高等学校・中学校は10月12日、青山霊園(東京都港区)に眠る同校初代校長、鵜澤総明先生の墓碑を参拝した。

鵜澤先生は、日比谷焼打事件、大逆事件など数々の著名な事件に関わった人権派弁護士で、戦後の東京裁判で弁護団長を務めたことなどで知られている。1901年明治法律学校(明治大学の前身)の教壇に立ち、その後、付属中学の初代校長に就任。明治大学法学部長、総長等も務めた。

明高中では、鵜澤先生の命日が10月であることに合わせてこの日、金子光男校長(政治経済学部教授)や坂口泰通副校長、田中徹太郎高校教頭ら関係者11人が同墓地に参集。鵜澤先生の孫の東明氏とともに一人ずつ墓碑を拝んだ。

金子校長は昨年創立100周年を迎えた同校の歩みを報告するとともに、「世界で活躍することのできる生徒を育てるため、今後もお見守りいただきたい」と祈りを捧げ、次の100年に向けて新たな礎を築く決意を誓った。