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就職キャリア支援部「企業と大学との就職懇談会」開催

大学と企業の連携を深め、学生の就職を支援

400社を超える企業の採用担当者が来場した 日髙理事長(右)の前には名刺交換を待つ長蛇の列

就職キャリア支援部は10月23日、日髙憲三理事長、福宮賢一学長をはじめとする大学役員・役職者、各学部・大学院の就職担当教員が企業の採用担当者と情報交換を行う「企業と大学との就職懇談会」を駿河台キャンパスで開催した。

この懇談会は、明大側から教育内容や就職支援の現状について、企業側からは採用状況や採用意欲などの情報を交換することで互いの連携を深め、明大生の就職と企業の採用活動に役立てようと、毎年開催している。今回は、中野キャンパス開校記念として6月に催された「企業と大学との交流会」に続き今年2度目の開催となり、403企業と大学側110人が出席した。

懇談会は2部構成で行われ、第1部では、冒頭に日髙理事長があいさつ。明大生の採用への謝辞を述べつつ「少子化など、大学を取り巻く環境は厳しいものとなっているが、明大として使命を果たし、社会で活躍する人材の育成を行っていきたい」と力強く語った。その後、商学部の大友純教授が「企業の永続性を求めて」をテーマに講演。100年以上続く企業を例に、永続するための要因やマーケティングについて解説。「経営トップの役割は、顧客の不安を取り除くこと、従業員の未来の生活に対する不安を取り除くこと、社長以上の人財を育てること」と話し、永続する企業へ提言を行った。

第2部の懇談会では、福宮学長があいさつし、明大の就職支援状況に触れながら、「就職活動を控え、学生は希望と不安が混在している。不安が希望へと変わるよう、学生の内に秘めた成長力に目を向け、より多くの採用をお願いしたい」と話し、明大生の未来を後押しした。続いて、法人役員・学部長らの紹介があり、飯田和人教務担当常勤理事の乾杯のあいさつで懇談がスタート。会場では、大学側出席者と採用担当者による積極的な情報交換が行われ、にぎわいを見せた。