Go Forward

商学部 ファッション・ビジネスプログラム 協定校校長らが来校

仏モダール・インターナショナル学院校長が来校

左から楊教授、商学部小川智由教授、ドゥ・プラス校長 明大生にファッション業界の魅力を語るドゥ・プラス校長

ファッション・ビジネスを専門とするフランス・パリの「モダール・インターナショナル学院」校長パトリス・ドゥ・プラス氏が10月21日、駿河台キャンパスを訪れ、商学部「ファッション・ビジネス論」(斎藤和弘特任教授)の授業で、明大生に本場パリでファッションを学ぶ意義を語った。

同校は2011年に本学と協定を結んでおり、グローバルな視点からファッション・ビジネスの理論や実践を集中的に学ぶ商学部の短期留学講座「フレンチファッション・プログラム」の実施校。ドゥ・プラス校長はジョークも交えながら学生に語りかけ、「本校ではファッション業界の現役の人材を講師陣にそろえている。ファッションの本場パリの空気を吸い、ブランドやモノづくりのエスプリを肌で触れ、本物の素晴らしさを知ってほしい」と語り、「前回プログラムに参加してくれた明大生は積極的で、とても良い印象を持っている。次回も楽しみにしている」と、来年2月に実施される研修プログラムへの参加を呼びかけた。

講義後のインタビューに応じた同校長は、「ファッションを学ぶ上で欠かせないラグジュアリー(高級品)の概念はこれまでとは変化し、生活全般にかかわるものになっている。モノづくりの大切さは変わらないが、それを学ぶのにパリほどふさわしい場所はない。明大生にも若い人たちが作り上げる新しいラグジュアリーを学んでほしい」と述べた。

集中講義「ファッション・ビジネスの実践論—アジア市場の ファッションビジネス—」も開講

商学部は10月15日から7日間にわたって「ファッション・ビジネスの実践論—アジア市場のファッションビジネス—」を開講。ファッションマーケティングを専門とする中国・東華大学の楊以雄教授(商学部客員教授)が、中国やアジア各国の市場におけるファッション・ビジネスの動向について、日本・欧米と比較しながら講義を行った。

楊教授は「ファッションに対する概念や、業界のビジネス慣習は日本と中国では全く異なる。明大生にはこうした中国におけるビジネス展開の方法を知ってもらい、中国でのファッション・ビジネスの起業などに役立ててほしい。今後もファッションを切り口とした交流を深化させたい」と語った。