「この展覧会が古代史研究に多大な影響を与えることを祈る」と日髙理事長
博物館は10月18日、特別展「天平の華 東大寺と国分寺」のオープニングセレモニーを駿河台キャンパス・博物館エントランスホールで挙行。日髙憲三理事長、風間信隆博物館長はじめ関係者らが参列して特別展の開幕を祝した。
冒頭のあいさつで日髙理事長は、今回の展示の中心となる故・前場幸治氏の瓦コレクションについて、「長い時間をかけて集められた氏のコレクションをもとに、古代史研究の最先端をいく成果をあげてほしい」と期待を込めた。
続いて風間館長は「明治大学博物館の使命は、明大の教育と研究を社会に発信すること」とした上で、「前場氏が収集した1万点を超える瓦は、今後の明大の教育と研究に生き続けるコレクションとなる。この特別展をモデルケースに、さらに研究を推進していく」と決意を述べた。