Go Forward

MJASC 2013 マレーシア・日本若手研究者が学術会議

日本とマレーシア相互の発展と益々の友好を祈念して

「マレーシア日本アカデミックスカラーカンファレンス」(MJASC 2013)が11月8~9日、駿河台キャンパス・アカデミーコモンで開催され、日本とマレーシアの若手研究者約130人が両国の産官学の最新研究の成果発表と情報交換を行った。

この会議を主催したのは、マレーシアのマハティール元首相が、日本や韓国から労働倫理や経済発展を学ぼうと提唱した「東方政策」(ルック・イースト政策)によって日本に派遣された留学生や政府派遣の研修生。今年は先端数理科学インスティテュート(MIMS)客員研究員の傅愛玲さん(日本学術振興会特別研究員)が議長となり、会議の運営を行った。

会議のオープニングには、地球環境担当大使の堀江正彦特任教授(研究・知財戦略機構)が基調講演を、9日には先端数理科学研究科の杉原厚吉特任教授、理工学部の小野治教授、向殿政男名誉教授も講演を行った。

議長を務めた傅さんは、「明治大学の研究者に、日本とマレーシアの発展的な展望について素晴らしい講演をして頂けたことに大変感謝している。これからもこの会議を通じて、日本とマレーシアの関係深化に貢献したい」と語った。

同会議に提出された42の論文は、国際的な科学・技術・医学の出版社であるシュプリンガー社から近く出版される。