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政府の留学促進キャンペーンに明大生が登壇

豪華な出演者たちと共演(左端が橋本さん) 色紙に込めた思いを熱く語った

文部科学省が主催する留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」のテイクオフイベントが11月4日、羽田空港国際線ターミナルで開催され、同省の下村博文大臣やフリーアナウンサーの滝川クリステル氏、北京五輪フェンシング銀メダリストの太田雄貴氏、宇宙飛行士の野口聡一氏らと並んで、留学経験のある大学生の代表として本学政治経済学部4年の橋本恵美さんが登壇。留学の魅力や成果をアピールした。

このキャンペーンは、日本の若者が海外留学などの新たなチャレンジに踏み出す機運を盛り上げようと文科省が開始したもの。東京五輪が開催される2020年をターゲットイヤーとし、大学生の海外留学を12万人(現在6万人)、高校生の海外留学を6万人(現在3万人)とすることを目指している。

イベントでは、文科省の下村大臣のあいさつ、山中伸一事務次官の概要説明に続き、橋本さんらが参加したトークセッションが行われた。

橋本さんは、就職活動への影響や資金的負担が大きいことなどから留学をあきらめようと思ったことなどを明かし、「それでもどうしても留学したかった。実際に留学してから、今までとは考え方が大きく変わり、世界から見た日本を知る、貴重な体験をすることができた」と述べた。そして、「学生である今こそチャンスを生かして、ぜひ留学してほしい」と呼びかけ、「意志あるところに道は開ける 世界へ!」と書いたメッセージを書いた色紙を掲げた。

イベントを終えた橋本さんは、「世界的に活躍している方々と同席し、刺激を受けた。海外でのビジネスの話も聞け、改めて世界で活躍するために今、何が必要なのかを考えるきっかけになった」と充実した表情を見せていた。