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和泉キャンパス 心肺停止の学生を救命した職員3人に感謝状を贈呈

右から浅見署長、百瀬さん、衛藤さん、伊藤さん、小林宣子和泉教務事務長、川島廣司和泉キャンパス課長 関係者が見守る中、福宮学長より感謝状を贈呈

和泉キャンパスで昨年10月に行われていた体育の授業中に心肺停止状態になった学生を、AEDの使用や胸骨圧迫(心臓マッサージ)、迅速な通報など、見事なチームプレーで救命した職員の衛藤友親さん、伊藤英女さん、百瀬剛さんの3人に、浅見繁杉並消防署長および福宮賢一学長から、それぞれ感謝状が贈られた。

救命にあたった衛藤さんは、「訓練とはさまざまな点が違い、まず、前のめりに倒れた学生を仰向けにすることにとても焦りました」としながらも、「仲間の職員に、AEDをすぐに持ってくるよう指示できた」と当時を振り返った。

感謝状は、昨年12月25日に浅見署長から、今年1月16日に福宮学長からそれぞれ贈呈された。

贈呈式で浅見署長は、「救急隊が到着するまでに、どれだけの救命措置をするかが(生死の)分かれ道」と話し、今回の的確な救護措置への感謝と、日ごろの訓練を称えた。

福宮学長は、自身の救命措置経験にも触れながら「学生の尊い命を救った行動は本学の範とすべきもの。心より感謝します」と述べ、功労への深い謝意を表した。