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マレーシア人事院総裁が来校

今後のさらなる交流を誓ったマレーシア人事院総裁(前列中央左)と福宮学長(同右)ら 今後のさらなる交流を誓ったマレーシア人事院総裁(前列中央左)と福宮学長(同右)ら

マレーシア人事院のモハマド・ザビディ・ザイナル人事院総裁が3月14日、駿河台キャンパスを訪れ、福宮賢一学長らと懇談した。

本学は2007年にマレーシア工科大学内に本学初のサテライトオフィスを開設したのを始め、専門職大学院がマレーシアの国家公務員幹部養成機関「ラザック・スクール・オブ・ガバメント」と共催で同国幹部公務員を対象とした研修を実施するなど、マレーシアとのかかわりが深い。

福宮学長は冒頭、「本学はマレーシアと長く交流を続けており、こうした温かい関係、絆をさらに深めていきたい」と今後の関係強化へ意欲を示した。

続いて、あいさつしたモハマド総裁は、「明治大学で行われているマレーシア政府現職公務員を対象とした留学や短期研修プログラムの修了生は、帰国後、政府において活躍している」と同プログラムの重要性に言及し、「今後もマレーシアと日本の学術交流や相互理解を通じて、両国のガバナンスやマネジメントにかかわる研究の発展や公務員の養成につながるような協力体制を築いていきたい」と応じた。

今回の懇談には、本学の大学院政治経済学研究科博士前期課程を修了したタジュディン・ドンマレーシア人事院人材育成局長も参加。恩師の中邨章名誉教授と対面し、久しぶりの交流を楽しんだ。