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2014年度入学式を挙行

満開の桜に包まれ、8334人が明大生に



新入生を代表して宣誓した筬島さん(午前の部) 宣誓後、福宮学長と固く握手する佐藤さん(午後の部)

2014年度入学式が4月7日、日本武道館(東京都千代田区)で開かれ、満開の桜が咲き誇る中、8334人(学部生7387人、大学院生947人)が明大生としての第一歩を踏み出した。

式典は午前と午後の2部制で執り行われ、午前の部・午後の部ともに福宮賢一学長の告辞、日髙憲三理事長の祝辞、新入生代表による宣誓があった。

福宮学長は告辞で、新入生の入学を祝し、「大学が豊富に用意する思索の場に分け入り、研鑽を重ね、自身の新しい可能性と未来を切り拓いてほしい」と呼びかけた。そして、「躊躇や逡巡という束縛から身を解き放つのは、自身の意思。大きく羽ばたいて、天空を自由に舞う姿こそ、明日からの皆さんの姿です」と激励した。

祝辞に立った日髙理事長は、本学創立者の一人で初代校長の岸本辰雄先生が1903年に新入生に向けて行った演説を紹介。「岸本先生の教えは学生の自立と自覚、自己研鑽の大切さを説いたもの。学問を追求する姿勢は、時代が変化しても変わることはない」とし、「失敗を恐れず、挑戦する心を大切に、充実した学生生活を送ってほしい」と期待を述べた。

続いて、午前の部で筬島雅之さん(情報コミュニケーション学部)、午後の部で佐藤瑞城さん(文学部)が、新入生を代表して宣誓。「明治大学は、世界中から多種多様な発想、価値観の持ち主が集まり、コミュニケーション能力を磨く最高の環境にある。学生生活での出会いや、充実したカリキュラムを生かし、他者や社会に貢献することのできる人になるよう励む」(筬島さん)、「社会に貢献するためには、自分にしかできないことを見つけ、自らの『個』を生かしていくことが大切。これからの4年間で、積極的な姿勢や協調性、世界の人々とかかわっていくための幅広い知識や価値観を身につけ、真に世界で通用する人材を目指します」(佐藤さん)と力強く抱負を述べ、全員で校歌を斉唱し、閉式した。

入学式後には、新入生歓迎セレモニーとして入学記念演奏が行われ、交響楽団がエルガー作曲「威風堂々」を演奏し、グリークラブと混声合唱団がヘンデル作曲のオラトリオ「メサイア」からハレルヤを合唱。さらに、本学を卒業し、社会で活躍している先輩として、「EXILE」のKENCHIさん(2003年理工学部卒)からのビデオメッセージが上映された。

式典を終えた新入生たちは、春の朗らかな日差しが降りそそぐ中、大学生活への期待に胸を膨らませた様子で会場を後にした。

2014年度 入学者数

学部
法学部 845
商学部 1061
政治経済学部 1106
文学部 882
理工学部 1048
農学部 584
経営学部 709
情報コミュニケーション学部 546
国際日本学部 348
総合数理学部 258
学部計 7387
大学院 前期 後期
法学研究科 24
商学研究科 26
政治経済学研究科 41
経営学研究科 37
文学研究科 59 15
理工学研究科 393 18
農学研究科 82
情報コミュニケーション研究科 15
教養デザイン研究科 12
先端数理科学研究科 11
国際日本学研究科 18
グローバル・ガバナンス研究科  
大学院計 718 70
法科大学院
法務研究科 50
専門職大学院
ガバナンス研究科 26
グローバル・ビジネス研究科 56
会計専門職研究科 27
専門職大学院計 109
総計 8334