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欧州留学フェア2014を開催

前日のレセプション。吉田局長(左から2番目)やハンス大使(同3番目)らと記念撮影する勝副学長 欧州留学に対する疑問や不安を直接ブース担当者に質問

日本の学生・社会人らに欧州留学の魅力を伝える「欧州留学フェア2014」(主催:駐日欧州連合代表部)が5月16日・17日の2日間、駿河台キャンパスのアカデミーコモンで開催された。

3回目を迎えた同フェアは、欧州14の国と地域から約60の大学や大使館、学術交流機関などが参加。各種セミナーやプレゼンテーションを通して、個々の教育機関や短期留学を含むさまざまな留学プログラムについて説明した。

今年は新たにオーストリア、リトアニア、オランダの3加盟国も参加し、最大規模での開催となった。会場を訪れた明大生、他大学の学生や社会人、高校生など約1500人(2日間計)は意欲的にブースを回って、熱心に情報収集をしていた。

初日(16日)の午後には、勝悦子副学長(国際交流担当)が、次々に訪れた各国の駐日外交団(3カ国)の視察に立ち会い、会場内を紹介して回った。視察に訪れた駐日ドイツ大使館のヨナタン・ワインベルク一等書記官(文化担当)、駐日フランス大使館のフランソワ=グザヴィエ・レジェ公使、駐日ハンガリー大使館のセルダヘイ・イシュトヴァーン大使は、同フェアへの期待を高く示し、各国ブースの関係者や学生と交流した。

会場にいた明大の男子学生(法3)は「直接担当者と話ができるので、HPに載っていないようなことも聞けてよかった」と満足気の様子だった。他大学の女子 学生(文3)は「このようなイベントは、国内では珍しく貴重な経験。ブースが多く立ち並んでいて、びっくりした。イギリス留学を志望していたが、他の国も 聞いてみたいと思う」と目を輝かせながら語った。

また、同フェアの運営に参加した明大生スタッフ20人の中の一人、大井希良里さん(理工4)は「留学に強く興味を持つ仲間と、目標や語学能力の話をすることで多くの刺激を受けた。また、留学に対する新たな夢を抱く大きなきっかけとなった」と力強く述べていた。

開催前日の15日には、駿河台キャンパス・リバティタワー23階の岸本辰雄ホールで歓迎レセプションが催され、勝副学長のほか、駐日欧州連合代表部のハン ス・ディートマール・シュヴァイスグート大使、文部科学省高等教育局の吉田大輔局長があいさつ。会場には文部科学省高等教育局高等教育企画課国際企画室の 有賀理室長、同室専門官の佐藤邦明氏ら多くの関係者も訪れ、国際色豊かな雰囲気に包まれていた。