フィールズ賞受賞者のヴィラーニ氏 ユーモアあふれる写真で方程式を紹介
欧州留学フェア開催中の5月16日、“数学のノーベル賞”とも呼ばれるフィールズ賞の受賞者セドリック・ヴィラーニ氏が、駿河台キャンパス・グローバルフロントで特別講演を行った。
フィールズ賞は4年に一度、優れた研究業績を収めた40歳以下の数学者に授与される、数学界で最も権威ある賞。ヴィラーニ氏はランダウ減衰とボルツマン方程式の運動論に関わる研究成果によって2010年に受賞した。講演では120人以上の来場者に、この研究や現在の活動などについて語った。
自身の経歴紹介で「大学からうっかり解析学に進んだ」とジョークも交えるなど、ヴィラーニ氏は軽妙なトークを展開。専攻分野を決めるのが難しい数学の研究について「まず1つの分野に飛び込んでみて、その専門を極めてから関心とともに知識を広げることを勧める」と学生らにアドバイスした。
ヴィラーニ氏は前日(15日)に東京大学でも講演を行っており、両日聴講した学生らは「とてもわかりやすい内容で、数学に興味を持った人が増えたと思う」「ユーモアが伝わる写真やわかりやすいヴィジュアルが多く、プレゼンの参考になった」と目を輝かせていた。
講演後にはサインや握手を求める列ができ、ヴィラーニ氏の人気の高さがうかがえた。
フィールズ賞は4年に一度、優れた研究業績を収めた40歳以下の数学者に授与される、数学界で最も権威ある賞。ヴィラーニ氏はランダウ減衰とボルツマン方程式の運動論に関わる研究成果によって2010年に受賞した。講演では120人以上の来場者に、この研究や現在の活動などについて語った。
自身の経歴紹介で「大学からうっかり解析学に進んだ」とジョークも交えるなど、ヴィラーニ氏は軽妙なトークを展開。専攻分野を決めるのが難しい数学の研究について「まず1つの分野に飛び込んでみて、その専門を極めてから関心とともに知識を広げることを勧める」と学生らにアドバイスした。
ヴィラーニ氏は前日(15日)に東京大学でも講演を行っており、両日聴講した学生らは「とてもわかりやすい内容で、数学に興味を持った人が増えたと思う」「ユーモアが伝わる写真やわかりやすいヴィジュアルが多く、プレゼンの参考になった」と目を輝かせていた。
講演後にはサインや握手を求める列ができ、ヴィラーニ氏の人気の高さがうかがえた。