文部科学省の平成26年度「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(大型研究)」に、本学から申請していた5件の研究プロジェクトのうち4件、総研究費4億8228万円が採択された。〈一覧参照〉
この事業は、私立大学が経営戦略に基づいて行う研究基盤の形成を支援するため、研究施設・設備の整備費や研究費を一体的に補助するもの。
各大学は「研究拠点を形成する研究」(原則5年間)、「大学の特色を活かした研究」および「地域に根差した研究」(原則3年間)の3つのカテゴリーいずれかに申請を行う。
今回採択された4件はいずれも「研究拠点を形成する研究」で、審査区分は「生物・医歯系」「人文・社会系」が各2件ずつとなっている。
この事業は、私立大学が経営戦略に基づいて行う研究基盤の形成を支援するため、研究施設・設備の整備費や研究費を一体的に補助するもの。
各大学は「研究拠点を形成する研究」(原則5年間)、「大学の特色を活かした研究」および「地域に根差した研究」(原則3年間)の3つのカテゴリーいずれかに申請を行う。
今回採択された4件はいずれも「研究拠点を形成する研究」で、審査区分は「生物・医歯系」「人文・社会系」が各2件ずつとなっている。
平成26年度大型研究 採択プロジェクト一覧
研究プロジェクト名(研究組織名) | 研究代表者 | 目的・概要 | 研究期間 | 総研究費 (単位:千円) |
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大規模オミックスの活用による生殖内分泌組織の新たな機能制御法の確立(生殖内分泌研究所) | 戸村秀明 農学部教授 |
生殖内分泌調節の主軸をなす下垂体や性腺組織を中心に、組織の形成やホルモンの生成機構、精子・卵の形成や成熟を制御する因子とその作用機序を、大 規模オミックスによる網羅的な解析を活用して解明する | 5年 | 139,480 | ||||||||||||
日本古代学研究の世界的拠点形成(日本古代学研究所) | 石川日出志 文学部教授 |
明治大学が10年来継続してきた学際的・国際的視野に立つ日本古代学研究に立脚し、本学所蔵の研究資料群を活用するとともに、新たな世界的研究拠点を構築する | 5年 | 113,372 | ||||||||||||
環境応答機能の解明に基づく高度環境適応 植物デザイン研究基盤の確立(植物環境応答研究所) | 川上直人 農学部教授 |
植物が、温度、栄養や金属などの土壌成分、病原微生物由来の環境情報をどのように感知し、適切に応答し、あるいは耐性を獲得するかを分子レベルで明らかにする | 5年 | 129,432 | ||||||||||||
インパクト投資活用による社会的企業の公共 サービス改善効果に関する研究(非営利・公共経営研究所) | 塚本一郎 経営学部教授 |
インパクト投資市場の導入が社会的企業の事業構造等の強化や公共サービス 以上のアウトカム改善効果をもたらすのか分析し、その課題を明らかにして、日本版SIB(ソーシャル・インパクト・ボンド)モデルを提案する | 5年 | 100,000 | ||||||||||||