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系列法人・国際大学で修了式 28カ国152人が羽ばたく

未来への期待を込めて頭上高く帽子を投げる修了生

明治大学の系列法人である大学院大学「国際大学(IUJ)」は6月26日、大学院学位記授与式を新潟県南魚沼市のコミュニティホール「さわらび」にて挙行、28カ国・152人に学位記が授与された。

式典には北岡伸一学長をはじめ、明大から日髙憲三理事長、橋口隆二常勤理事(経営企画担当)、青山学院大学大学院の猪木武徳特任教授らが列席。指導教授らも見守る中、一人ひとりに学位記が手渡された。

式辞で北岡学長は、全体の約9割を占める外国人修了生を「日本がまだ2011年3月の大惨事から立ち直っていなかったころ、来日を決断したことは勇気ある、正しい選択であった」と讃え、さらに全修了生に向け「将来それぞれが所属する会社や組織、国家、世界のために活躍してほしい」と激励した。

修了生による謝辞では、国際関係学研究科のシュレスチャー・アニルさん(ネパール)が「IUJは隔離されたような場所にあるが、学業に集中するには最適な場所だった」と述べ、続いて国際経営学研究科のウー・イーイェンさん(中国)は「さまざまな活動を一緒にすることにより、とても強い団結力が生まれた」と大学生活を振り返り、今後の活躍を誓った。