Go Forward

大船渡市立博物館で特別展覧会「明治大学コレクションの世界-氷河期から昭和まで-」

遮光器土偶(青森県亀ヶ岡遺跡) 昭和の「いろはかるた」

明治大学博物館は8月31日まで、震災復興支援事業として、大船渡市立博物館・特別展示室(岩手県大船渡市末崎町字大浜221-86)で特別展覧会「明治大学コレクションの世界—氷河期から昭和まで—」を開催している。会期中、関連イベントとして、明大博物館の学芸員による体験教室や市民講座も開講する。

明治大学は2012年、大船渡市との間に震災復興支援に関する協定を締結。明大生による中高生の学習支援や、マンガイラスト教室の開催、夏祭りでのボランティア活動などの支援をこれまで行ってきた。

今回の特別展はその一環として、国内有数の大学博物館として知られる明大博物館が、大船渡市立博物館の活動支援を目的に開催。明大博物館が所蔵する考古・刑事・商品分野の個性的なコレクション約180点を出品し、氷河期から昭和時代までの歴史をたどる。また、東北地方にゆかりのあるコレクションも併せて展示する。

入場料
300円
(高校生以下は無料)

開館時間
9:00~16:30
(受付は16:00まで)

休館日
毎週月曜日

明治大学コレクション 展示品

群馬県岩宿遺跡出土品(旧石器時代:重要文化財石器レプリカ)、岩手県雨滝遺跡出土品(縄文時代:土器・土偶)、青森県亀ヶ岡遺跡出土品(縄文時代:土 偶)、銅鐸・銅矛(弥生時代)、農夫埴輪・馬形埴輪(古墳時代)、東大寺軒丸瓦(奈良時代)、大坂城金箔瓦(中世)、御成敗式目写本(中世)、生類憐み令 (江戸)、奥州岩城平之城覚書(江戸)、十手(江戸)、東京名所新橋ステンション蒸気車之図(明治)、懐かしの生活用具(昭和) など約180点

~関連イベント~

夏休み子ども大学「出張!子どもはにわ教室」

講師 明治大学博物館学芸員 忽那(くつな)敬三
日時 8月7日(木) 13:30~15:30
会場 大船渡市綾里地区コミュニティ施設・綾姫ホール

成人大学講座「氷河期の日本列島と最古のハンター」

講師 明治大学博物館学芸員 島田和高
日時 8月21日(木) 13:30~15:30
会場 大船渡市民交流館カメリアホール