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学生の受賞、助成金の獲得などを紹介する(8月20日現在、敬称略)。(1)活動・受賞名、(2)テーマまたは授賞理由/概要。

学生

齋藤 晴之(理工研M1、加藤徳剛研究室)
  1. 第15回組織化分子膜国際会議(ICOMF15-LB15)、ベストポスター賞
  2. 発表題目「カーボンナノチューブと高分子電解質を用いたマイクロカプセルの作製と、近赤外光レーザ照射による薬物放出の促進」近赤外光が体に深く侵入することから、体内にあっても近赤外光に応答するような薬物送達用カプセル(直径約0.5ミクロン)を作製し、その応答性を試験管内で評価した研究。カプセルに織り込んだカーボンナノチューブが、近赤外光を吸収して熱衝撃を発することで、カプセルが破裂して、カプセル内の抗がん剤が放出されたことが評価された。なお、この放出は近赤外光を照射しないと観察されない

     

教員

向殿 政男(名誉教授) 
  1. 安全工学会総会「2013年度安全工学会北川学術賞」 
  2. 安全工学の分野において優れた研究業績を上げた個人に対して贈られる賞で、安全の概念を「安全曼荼羅」という形式で整理し、安全の体系化に貢献をしたことや、多数の著作を発表し、学会のみならず、広く社会の安全性向上に貢献したことが認められ、表彰された

校友

佐脇 英志(1987年商学部卒業)  
  1. 異文化経営学会「異文化経営学会賞(研究発表部門)」 
  2. 発表題目「異文化における経営再建のケース・スタディ—シンガポール印刷工場の体験」
    不況業界である印刷工場で現状を把握し分析。プロジェクトチームを結成し、経営課題の抽出、事業計画策定、実行・モニターのプロセスを経て、多民族従業員のモチベーションを上げて事業再生していく過程を学術的に発表。
    海外事業再生という希少ケースの実体験とアカデミックな分析的考察が評価された