Go Forward

「明治ファミリーが同じ方向で」 校友会長 向殿 政男

皆さま、こんにちは。定時代議員総会にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。

校友会は大学を支援し、その活動を通して皆さんで親睦を深め、大学とともにあるというのが明治大学校友会の基本理念です。

校友会の新たな活動の1つとして、「権利自由」「独立自治」という建学の精神を根本に、時代を見ながら変化し、新しく受け継ぐ後輩たちへバトンタッチをしていくことがあります。そのために、校友会でも色々と取り組んでいます。

地域支部は220にのぼり、海外紫紺会は11まで増え、各支部でも地域支部のホームページを立ち上げていただいています。また、情報共有として、「紫紺NET」も動き出しています。定期的なメールマガジンを配信するとともに、今後ますますネットワークを拡大させ、10年、20年後には、ネットだけで連絡が取れ、ホームページその他を経由して情報共有ができるように改革をしていきたいと考えています。

校友会は、明治大学が全国から学生の集まる全国型大学であってほしいと願っています。そのために、明治大学出身の方に各地域や地方で活躍していただくことが、明治大学の名前を上げ、誇りある母校をますます立派なものにしていくことになると思っています。

校友会を改革する努力といたしまして、新しい方向を目指すということで、「明治はひとつ」という標語を掲げています。校友、教職員、現役の学生、父母会、またその他明治ファミリーが同じ方向を向き、母校を支援する。私学である母校を支えるべく、大学をどう支援できるかということをもう一度考え、校友会活動に努めて参りたい次第です。

校友会が活性化するためには、母校愛を持った学生が出てくることが非常に重要です。そのために、母校を慕うような教育が大学の現場で展開され、教員もその視点を持って応えていくことが非常に大事になります。

今年度参加した支部総会では、各支部とも非常に熱心で、その母校愛に頭が下がる思いがしました。この思いを後輩につなげ、後輩は次の未来の学生に伝える。これが、明治大学がこれから永続的に生き延びていく大事な考え方であると思います。

以上、あいさつとさせていただきます。本日はよろしくお願いいたします。