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「やっぱり明治がNo.1」

篠崎 昇(2011年法学部卒業)

私は2007年度社会人入試により、54歳で明治大学へ入学しました。会社勤務時代よりもう一度大学に入り法律を学びたいと思い続け、早期退職し親族の介護も一段落した時点で受験し、幸いにも合格できました。
社会人とはいえ、入学後の扱いは当然若い学生と全く一緒でした。法律の授業はどれも興味深く、特に村上一博先生の『日本近代法史』や『明治大学の歴史』(学部間共通総合講座)は毎週楽しみであり、また小西啓文先生の『社会保障法』で使用した教科書は今も地域での社会福祉活動を行う際の基本書として読み返しています。

明治大学は、奨学金制度が厚く、私は創立者記念奨学金の一つである矢代操奨学金に申請しました。そして、運よく給費されることが決定し、授与式で学長へのお礼のことばで「奨学金は有効に活用させて頂き、いつの日か必ず何らかの方法により明治大学にお返ししたい」と申し上げました。ようやく少額ずつではありますが約束を履行する時がきました。

私の同級生にパラリンピックや世界水泳で大活躍した秋山里奈さんがいます。彼女は、明るく前向きで努力家であり学ぶべきところが多々ありました。このような学生の一助となればとスポーツサポート資金をさせて頂いています。

目を閉じれば、国立競技場や神宮球場での明早戦の大声援が聞こえてきます。今後も大好きな明治大学を一サポーターとして応援し続けます。やっぱり明治がNo.1。