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中林一樹特任教授が平成26年「防災功労者内閣総理大臣表彰」を受賞

安倍首相(前列左)を囲んでの記念撮影に臨む中林特任教授(同右)

大学院政治経済学研究科の中林一樹特任教授がこのほど、平成26年「防災功労者内閣総理大臣表彰」を受賞。9月10日に首相官邸で行われた表彰式に出席した。

この表彰は、災害時における人命救助や被害の拡大防止等の防災活動の実施、平時における防災思想の普及または防災体制の整備の面で貢献し、特にその功績が顕著であると認められる団体や個人に与えられるもの。今年は4個人・36団体が表彰された。

中林特任教授は、都市防災学、都市計画学、まちづくり論を専門とする研究業績のみならず、中央防災会議「首都直下地震避難対策等専門調査会」座長、「首都直下地震対策検討ワーキンググループ」委員を歴任するなど、幅広い知見から数多くの有用な提言を行い、防災対策の推進に多大な貢献をしたことが評価された。

表彰式では、安倍晋三首相が「国民の生命や財産を守るため、災害に強い、強靭な国づくりを全土にわたって進めていく」と防災への決意を語った上で、「本日の表彰を契機として、皆様のそれぞれの分野での取り組みがより一層進展することを期待している」と受賞者を激励した。

中林特任教授は「今後とも、明治大学として取り組んでいる東日本大震災の復興支援とともに、東京の防災・減災・復興に関する取り組みを進めていきたい」と抱負を語った。