Go Forward

「日々、全力で努力を」国際日本学部4年 田村 有香莉(内定先:全日本空輸株式会社)

留学先の友人と(本人左から2番目)

内々定のご連絡を頂いた時の感動を、今も鮮明に覚えています。それは私の幼い頃からの夢が叶う瞬間でもありました。

振り返れば、私が内々定を頂けたのは、どのようにしたら面接に自信を持って臨むことが出来るかを考え、努力を重ねた結果ではないかと思います。

私の就職活動は最初から順調に進んでいたわけではありませんでした。就職活動が始まり、採用が進んだ段階での面接。呼んで頂けたことを企業の方々に感謝し、その限られた時間の中で、私という人間を知って頂き、担当の方々に一緒に働きたいと思って頂かなければならないのは当然のことです。

しかし、その頃の私は、緊張のあまり、話の途中で頭が真っ白になってしまっていました。どこか頭の中で面接を受ける職種のイメージを思い描き過ぎてしまい、それに合う答えを探し続けていたのです。その結果、自分らしさは失われた、会話の成り立たない面接を繰り返していました。あの頃の私は、企業として「採用したい人材」からは、かけ離れていたのではないかと思います。

そこで私が努力したことは、自分を見つめ直す自己分析です。今までの人生で、些細なことでも頑張ったことを思い返し、そこで自分は何を学び、得たのか。そして、これから社会でそれをどう活かしていけるのか。それらをノートにまとめてみました。

また、航空会社の受験に絞らず視野を広げる為にも、他の職種にも挑戦していました。それらの選考を通しての気づき、学びは非常に多く、更なる自己分析に繋がりました。このように自分と向き合った結果、単なる幼い頃からの憧れや夢ではなく、真に私が目指すのはANAの客室乗務職だと結論が出たのです。このことが私の軸を作り上げ、自信を持って面接に臨むことが出来るようになりました。

私の体験を通じて、これから就職活動を迎える皆さんに伝えたいことは、日々、全力で努力して欲しい、ということです。たくさんの方々に支えられて面接当日を迎えますが、本番の面接に行くのは1人です。その時自信を持って「これだけ頑張ったのだから絶対大丈夫!」と思えるかどうかは、それまでの過程が非常に重要ではないかと思います。

就職活動は、自分と向き合える貴重な時間です。自己分析、資格取得、企業研究等、課題はたくさんあります。これだけは誰にも負けない何かを作ってみてください。そして、その努力の積み重ねを自信に変えて下さい。皆さんの就職活動が実りあるものになるよう、心から応援しています!