Go Forward

「グローバルに働くとは」大井 希良里(理工学部4年)

Key Internationalの社員さんたちと(下列左から2番目が本人)

短期海外実習(インターンシップ)
Key International(アメリカ)


今回のインターンを通して、私が思い描く働くイメージが変わりました。

私はKey Internationalという主にオフィス家具を扱った空間デザインを行う会社に伺いました。ビジネスの回り方を間近に見ることで、お客様に会社の商品を売り込み、依頼に応えたデザインをつくり、現場での工事の進行状態を確認し、実際に商品を利用しているお客さんの声を聞く、などといった全ての工程を1つの会社で行っていることが分かりました。そこで、アメリカで経営をするとは何か、またアメリカの会社ではどんな商品がこの先需要があるのか、さらに商品を売り込む際に何を大事にしているかを学ぶことができました。

また、自分たちで現場に行き依頼者本人の要望を何度も調査して、自らのアイディアを提案し売り込み、営業であっても設計であっても、各々が設定した目標に向かい仕事を行っている社員さんの姿から働くやりがいを学びました。

そこで私は、日本人が当たり前と感じている常識が必ずしもアメリカで通用するとは限らないことを痛感しました。人種のサラダボウルと言われるアメリカでは言葉の通り、様々な人種や文化が混在しており考え方も多種多様です。そのような中でビジネスを行うには、自分たちの考え方に固執せず相手をよく理解して、初めて互いに考えを共有できるフィールドに立てるように思いました。

しかしどんなに個人、または国内で価値のある技術をもっていてもそれらを広げるツールを持っていなければ、宝の持ち腐れになってしまいます。世界に出て働くということは失敗を恐れずに果敢にアウトプットし続ける強い根性が何よりも大切であるということを感じました。

私はこの貴重な海外インターンを通し、明確な将来の夢と挑戦する勇気をもらいました。学生時代は自分で時間の使い方を決められます。残りの学生生活はこの経験を踏まえて、あらゆる国の人種や文化に触れそこで自分は何が出来るのかを見つけ出すことで、グローバルに活躍できる人になりたいと強く感じました。