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明大生が日本たばこ産業(JT)へ ダイバーシティ推進に関するアイデアを提案

提案発表を行う学生たち

明治大学は、日経BPヒット総合研究所が主催する「ダイバーシティ&イノベーションフォーラム~女性が活躍する社会の実現と教育&組織変革~」に参加し、フォーラム参加企業である日本たばこ産業(JT)と連携した課題解決型教育プログラム「PBL(Project Based Learning)」をインターンシップとして学生に提供。1~3年の学生14人が、8月上旬から5日間にわたって課題に取り組んだ。

このプログラムでは「あなたの能力を企業の中で最大限発揮するためには~ダイバーシティを考える~」をテーマに参加学生が3グループに分かれ、JT社員との意見交換などを通して、性別や国籍、年齢などを問わずに多様な人材が活躍し、企業と個人が共に成長できる組織風土を築く方法について女性の視点から議論。9月5日には、東京・虎ノ門にあるJT本社にて、同社多様化推進室に対し、ダイバーシティ推進に関するアイデアを提案した。

学生ならではの感性を活かした提案や、平成不況の最中に生まれ育った世代ならではの価値観が色濃く反映された各グループの提案に対し、出席した7人のJT社員からは時折、驚きの声も上がり、質疑応答も活発に行われた。

JT社からは「ダイバーシティへの理解は、違いを認め合うことから始まるが、女性・男性、平成世代・昭和世代といった違いでラベリングする前に、さまざまに異なる能力や特性を持った個人として互いに尊重し合うことが、職場でのダイバーシティ推進の鍵ではないか。学生のみなさんには、今回のプログラムで得られた気づきや経験を、今後の就職活動やキャリア形成に活かしてほしい」との総括があり、プログラムは終了した。