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理工学研究科建築学専攻・国際プロフェッショナルコース 合同ワークショップを開催

講評会では教授陣からアドバイスが与えられた

理工学研究科建築学専攻「国際プロフェッショナルコース」(担当:小林正美教授)は9月25日~10月3日の9日間、南カリフォルニア大学(米国)、ドルトムント工科大学(ドイツ)の学生22人(8カ国)と、明大生25人による「合同デザインワークショップ」を実施した。

このワークショップは「築地市場跡地計画プロジェクト」をテーマに、2020年東京五輪開催を契機に新たな国際観光スポットに生まれ変わろうとしている築地市場跡地の利用について、学生たちが混合8グループに分かれてそれぞれの計画を提案するもの。

最終日の10月3日には、中野キャンパスで最終講評会を開催。チームごとに15分間のプレゼンテーションを行った。参加した学生からは「国民性が異なることで意思疎通が難しいこともあったが、発想の違いなどを知ることは勉強になった」との感想が聞かれるなど、短期間ながら密度の濃い充実した交流がなされた。

2013年に開設された「国際プロフェッショナルコース」は、すべてのカリキュラムを英語で実施。日本国内の建築市場が縮小を続け、今後ますます建築技術者の海外進出が求められる中、海外に活躍の場を求める日本人学生、世界各国からの留学生、社会人など幅広い人材を受け入れ、グローバルレベルの高度な知識と豊富な実務経験を備えた「都市・建築のデザインおよびマネジメントの専門家」を育成している。